角野未来の経歴・プロフィール!学歴や家族、コンサート情報を紹介

    今回は、注目の若手ピアニスト、角野未来(すみの みらい)さんを紹介します。

    世界的ピアニスト「Cateen(かてぃん)」こと角野隼斗さんを兄に持つことでも知られていますが、未来さんご自身も数々の国際コンクールで優勝を果たし、現在はフランスを拠点に世界へと羽ばたいています。

    本記事では、角野未来さんのプロフィールや経歴、一度音楽から離れた異色の中学受験エピソード、才能を育んだ父や兄との絆、リサイタルツアーまで、最新情報を交えてご紹介します!

    筆者は3歳よりピアノを開始。音大には行っておらず哲学科修士課程修了という謎の人生です。

    角野未来さんのプロフィール・経歴まとめ

    まずは、角野未来さんの基本的なプロフィールを一目でわかるように表にまとめました。

    なお、以下の表は2026年8月現在のものです。

    氏名角野 未来(すみの みらい)
    生年1998年生まれ
    出身地千葉県
    専門・レパートリーフランス近現代音楽(ラヴェル、ドビュッシー、メル・ボニスなど)
    現在の拠点フランス・リヨン
    最終学歴東京藝術大学大学院音楽研究科修了、リヨン国立高等音楽院マスター課程(在籍中)
    家族構成父(浩明氏)、母(美智子氏)、兄(隼斗氏)
    主な受賞歴第21回東京音楽コンクール第3位、アンリ・コワルスキ国際ピアノコンクール第1位(2025年)

    ここからは、それぞれの項目についてさらに詳しく解説していきます。

    角野未来さんのプロフィール

    引用:角野さんオフィシャルYouTubeチャンネルより

    角野未来さんは1998年生まれ、千葉県の出身です。

    著名なピアノ指導者である母・美智子さんの手ほどきを受け、3歳からピアノを始めました。

    幼い頃から才能を発揮し、5歳で演奏会に出演するという華々しいデビューを飾っています※
                             ※出典:ABC Classic Guideより

    現在は日本を離れ、東京藝術大学大学院音楽研究科を修了したのち、2023年秋からフランス屈指の名門「リヨン国立高等音楽院」のマスター課程に在学中。

    フランス音楽の神髄を本場で学びながら、独自のフレンチ・ピアニズムを追求しています。

    そんな知的な音楽探求者である一方、プライベートでは大の「コアラ好き」というお茶目な一面も※
                         ※出典:J-WAVE NEWSインタビューより

    お気に入りは多摩動物公園の人気コアラ「あずまちゃん」で、帰国して真っ先に購入したのが「あずまちゃん」の写真集だったというほどの熱の入れよう。

    兄・隼斗さんの鹿児島公演に同行した際も、コンサート前にわざわざ動物園へコアラを見に行ったというエピソードを本人が明かしています。

    角野未来さんの経歴

    角野未来さんのピアニストとしての経歴を簡単にみてみましょう。
    お兄様に劣らず、素晴らしい経歴のピアニストです。

    • 小中学生時代:第17回ちば音楽コンクールで全部門の最優秀賞を受賞。「ショパン国際ピアノコンクール in ASIA」では金賞およびコンチェルト賞をダブル受賞。
    • 大学時代:東京藝術大学在学中に藝大クラヴィーア賞を受賞し、藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演。卒業に際してはアカンサス音楽賞、同声会賞、藝大クラヴィーア賞などを受賞し、優秀な成績で卒業。
    • プロとしての飛躍:2023年の「第21回東京音楽コンクール」ピアノ部門で第3位に入賞し、高い評価を獲得。
    • 国際コンクールでの快挙:2025年、フランスで開催された「アンリ・コワルスキ国際ピアノコンクール」にて見事第1位に輝く。

    ソリストとしての活動はもちろん、日本フィルハーモニー交響楽団や東京交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団など、国内主要オーケストラとの共演歴も豊富で、次世代を担うピアニストとして確固たる地位を築いています。
                              出典:オフィシャルサイトより

    角野未来さんの学歴と異色の中学受験

    角野未来さんの学歴を語る上で欠かせないのが、「中学受験」という大きなターニングポイントです。

    音楽エリートの王道ルートだけでなく、一度は一般の学問の世界に身を投じた経験を持っています。

    突如決断した「中学受験」

    小学校高学年になり、コンクールでなかなか結果が出ない壁に直面していた未来さん。

    兄・隼斗さんが中学受験をして楽しそうに学校に通う姿を見て、小学5年生の3月、「私も勉強してみようかな」と一念発起します。

    兄と同じ塾にはこの時期からは入れなかったため、隼斗さんのお下がりのテキストを消しゴムで消して再利用しながら、なんとか通える塾を探し当てたそう。

    試験まで残り10ヶ月というかなり遅いスタートで、最初は苦戦したものの、猛勉強の末に偏差値を20近く上げ、埼玉の超難関校「浦和明の星女子中学校」に見事合格を果たしました※
     ※出典:話題の音楽家・角野隼斗さんを育てた母、角野美智子さんに聞く(後編)より

    この受験期間中は、兄・隼斗さんがバイト代をもらって算数の家庭教師を務め、帰りの遅い父・浩明さんも毎朝早起きして出勤前の1時間を勉強のサポートに充てるなど、まさに家族総出の挑戦だったといいます。

    中学時代はバトン部に所属し、ピアノに触れる時間は1日30分程度に激減。

    しかし、この「一度音楽から離れる」という経験が、「やっぱり自分はピアノが弾きたい」という強い情熱を再燃させることになります。

    藝高への大逆転合格からフランス留学へ

    中3の夏、恩師である金子勝子先生から「藝高(東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校)っていう学校があるよ」と勧められたことをきっかけに、音楽に没頭できる環境を求めて藝高受験を決意します。

    中高一貫校からの外部受験ということもあり、不合格の場合は今までの学校にも戻れないという大きな賭けでしたが、家族で覚悟を決め、限られた準備期間で猛練習に取り組み、見事合格。

    その後は東京藝術大学へ進学し、同大学院を修了して、2023年秋から念願のフランス留学を果たしました。

    自らの意思で人生の舵を切り、道を切り拓いてきた行動力こそが、未来さんの魅力の一つですね!

    兄・角野隼斗さん(Cateen)との関係

    未来さんを語る上で外せないのが、3歳年上の兄・角野隼斗(すみの はやと)さんの存在です。

    開成中高から東京大学、同大学院を修了し、YouTuber「Cateen(かてぃん)」としても世界的な人気を誇る異色のピアニスト。

    2025年3月には、ラジオ番組『TOKYO TATEMONO MUSIC OF THE SPHERES』でメディア初となる兄妹対談が実現。未来さんが中学受験を決めた経緯や、藝高受験のいきさつなどを兄妹で振り返るなど、仲の良さがうかがえる貴重なトークが話題になりました。

    未来さんが2023年秋にパリへ移住した直後には、隼斗さんが現地に泊まりに来て生活のサポートを担当。

    布団やバスマットなどの生活用品を一緒に買いそろえたほか、日本食材店にも同行し、未来さんいわく「数週間ぐらいはいい暮らしができた」というほど食材を買ってあげたそうです※
                         ※出典:J-WAVE NEWS インタビューより

    自ら作曲・編曲を行い多ジャンルを横断する外向的な兄に対し、クラシックの伝統やフランス音楽を深く掘り下げる内省的な妹。アプローチは異なりますが、互いをリスペクトし合う素晴らしい音楽家兄妹です。

    角野隼斗さんについては、こちらの記事で解説しています。

    才能を育んだ父と母(角野家)

    角野兄妹という二人の才能は、父・浩明さんと母・美智子さんの教育環境によって育まれました。

    母の美智子さんは著名なピアノ指導者ですが、「勉強しなさい」と言ったことは一度もないそうです。

    子ども自身の「好き」を引き出すことを大切にし、未来さんがピアノから離れた時期も無理強いせず、自ら「やりたい」と言い出すまで待つ姿勢を貫きました。

    中高一貫校からの外部受験という難しい決断のときも、両親は最終的に未来さん自身の意思を尊重し、家族で支えたといいます。

    父の浩明さんはIT関連の仕事をされている理系の方で、音楽家一家の中で唯一の非音楽家。趣味でサックスを吹くなど音楽への理解も深く、異なる視点から家族を支える存在として、角野兄妹の活躍を後押ししてきました。

    両親と兄妹が一丸となって同じ目標に向かう「チーム角野家」の強固な絆が、未来さんの活躍の土台となっています。

    角野未来さんのコンサート情報【2026年最新】

    2025年のアンリ・コワルスキ国際ピアノコンクール優勝を追い風に、大きな節目を迎えている角野さん。

    2026年8月から9月にかけて、北海道から東京まで各地を巡る大規模なツアーが展開されています。

    【ファーストアルバム発売記念リサイタルツアー 2026】

    このほか、8月11日(火・祝)には松本市音楽文化ホールにて「角野未来 ピアノリサイタル&世界4大メーカーピアノの贅沢な聴き比べ」も開催予定です。

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    プログラムには、得意とするラヴェルドビュッシーといったフランス近代音楽に加え、現在フランスで研究テーマとしている女性作曲家「メル・ボニス」の作品なども組み込まれています。

    独自の色彩感と知性が光る角野未来さんの魔法のようなピアニズム。ぜひお近くのコンサート会場で、その素晴らしい生音を体感してみてはいかがでしょうか。

    ※公演情報は予告なく変更になる場合があります。最新情報はオフィシャルサイト等でご確認ください。

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