務川慧悟の経歴・プロフィール!評価や評判は?結婚相手はいる?弟もすごい!

    2021年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで第3位に輝いた務川慧悟(むかわ けいご)さん

    論理的な楽曲分析と多彩な音色、特にフランス音楽の深い解釈で高い評価を得ており、日本とフランスを拠点に国際的な活躍を続けています。

    そんな務川慧悟さんについて、

    • どんな経歴の持ち主?
    • コンクールでの実績や専門家からの評価・評判は?
    • プライベートでは結婚相手がいるの?
    • 「弟もすごい」という噂は本当?

    など、気になる方も多いのではないでしょうか。

    この記事では、ピアニスト務川慧悟さんの輝かしいプロフィール、その実力と評価、そして「すごい」と噂される弟さんについてまで、最新情報を交えて解説します。

    務川慧悟のプロフィール

    ラモー「ガヴォットと6つのドゥーブル」:出典:YouTube

    まずは、務川慧悟さんの基本的なプロフィールと、世界的なピアニストになるまでの歩みを見ていきましょう。

    項目内容
    名前務川 慧悟(むかわ けいご)
    生年月日1993年4月9日
    出身地愛知県知多郡東浦町
    学歴・東京藝術大学・パリ国立高等音楽院 第3課程修了
    師事フランク・ブラレイ、上田晴子、横山幸雄ほか多数

    3歳から音楽の道に進み、東京藝術大学1年在学中に日本音楽コンクールで第1位を獲得。その後、フランスへ渡り、世界屈指の名門であるパリ国立高等音楽院に首席で合格しました。

    現在は日本とフランスを拠点に、ソロリサイタル、オーケストラとの共演、室内楽など、精力的な演奏活動を行っています。

    世界が認める実力!その評価と評判

    ショパン「バラード4番」:出典:YouTube

    務川慧悟さんの「実力」と「評判」を語る上で欠かせないのが、数々の権威ある国際コンクールでの圧倒的な実績です。おもなコンクールでの受賞歴を紹介します。

    圧巻の国際コンクール実績

    • 2021年: エリザベート王妃国際音楽コンクール(ベルギー) 第3位
    • 2019年: ロン=ティボー=クレスパン国際音楽コンクール(フランス) 第2位
    • 2018年: 第10回浜松国際ピアノコンクール 第5位
    • 2012年: 第81回日本音楽コンクール 第1位

    とくに「エリザベート王妃」「ロン=ティボー」は、ショパン国際ピアノコンクールと並び称される世界三大コンクールの一つ。これらの舞台で立て続けに上位入賞を果たしたことで、務川さんの実力は世界トップレベルにあることが証明され、国際的な評価を不動のものとしました。

    ちなみに、2025年、エリザベート王妃国際音楽コンクールにて、ピアニスト亀井聖矢さんがピアノ部門5位に入賞しました!

    「ラヴェルの名手」としての評価

    幅広いレパートリーの中でも、務川さんはフランス音楽、とりわけラヴェル作品の解釈で極めて高い評価を得ています。8年以上にわたるフランスでの研鑽に裏打ちされた演奏は、精緻な分析と色彩豊かな表現力が融合したもの。

    2022年には、その集大成として『ラヴェル:ピアノ作品全集』をリリース。2025年のラヴェル生誕150年には、ピアノ作品の全曲演奏会を予定するなど、「ラヴェルの名手」としてシーンを牽引する存在です。

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    務川慧悟さんに結婚相手はいる?気になるプライベート

    世界を舞台に活躍する務川さんですが、プライベート、特に恋愛事情について気になる方も多いでしょう。

    結論からお伝えすると、2025年6月現在、務川慧悟さんが結婚している、あるいは特定のパートナーがいるといった公式な情報はありません。

    ご本人のSNSやインタビューでも、プライベートな関係について公表されたことはなく、現在は音楽活動に集中されているようです。後述するワインへの造詣など、音楽以外の探究にも時間を費やしており、充実した日々を送っていることがうかがえます。

    務川慧悟さんのInstagramはこちら👇

    弟はクラリネット奏者・務川広貴!兄弟で才能を発揮

    出典:YouTube松田龍様より

    「務川慧悟さんの弟もすごい」という噂は事実です。弟の務川広貴(むかわ ひろき)さんも、兄と同じく音楽の道に進み、実力派のクラリネット奏者として活躍しています。

    広貴さんも、兄の慧悟さんと同じく幼少期から音楽を始め、名門・桐朋学園大学音楽学部を卒業。同大学の研究科、オーケストラ・アカデミーも修了。

    その実力はコンクールでも証明されていて、日本クラシック音楽コンクール全国大会で上位入賞を果たすなど、確かな技術を持っています。

    近年では、世界的なジャック・ランスロ国際クラリネットコンクールの予選に選出されるなど、若手クラリネット奏者として、今後の活躍が楽しみです!

    現在はフリーランスの演奏家として、ソロや室内楽、オーケストラの客演など幅広く活動。

    特に、桐朋学園の同期と結成した木管五重奏団「Latte Versato(ラテ ヴェルサート)」では、コンクールで最高位を受賞するなど、アンサンブルでの才能も高く評価されています。

    兄は世界的なピアニスト、弟は新進気鋭のクラリネット奏者という、まさに才能あふれる音楽家兄弟ですね!広貴さんのInstagram👇。

    務川慧悟さんの多彩な活動とユニークな魅力

    出典:YouTube

    フォルテピアノへの探究心

    現代のピアノだけでなく、ショパンやモーツァルトの時代に使われていた「フォルテピアノ」の研究にも熱心に取り組んでいます。作曲家が実際に聴いていたであろう音を自ら奏でることで、作品の本質に迫ろうとするその探究心こそが、務川さんの音楽に深い説得力を与えているのかもしれません。

    フォルテ・ピアノ:出典:Wikipedia

    ワインエキスパートとしての顔

    音楽家でありながら、2024年には日本ソムリエ協会の「ワインエキスパート」に合格

    音楽とワインのペアリングイベントを開催するなど、ユニークな活動も行っています。

    芸術への深い洞察力が、ワインという別の分野でも発揮されているのですね!

    務川慧悟さんの最新情報・2025年の活動予定

    務川さんの活躍はとどまるところを知りません。2025年も注目の公演が目白押しです。

    • 7月: ラヴェル生誕150年記念 ラヴェルピアノ作品全曲演奏会(大阪・東京)
    • 10月5日: 務川慧悟 ALL CHOPIN(横浜みなとみらいホール)
    • 11月3日: Pianos’ Conversation 2025(Bunkamuraオーチャードホール)

    特に11月の公演では、同じくエリザベート王妃国際音楽コンクールで入賞した同い年の盟友・阪田知樹さんとの2台ピアノ共演が予定されており、大きな注目を集めています。

    今後のコンサート情報については、オフィシャル・ウェブサイトをご確認ください!

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    務川慧悟さんの経歴・プロフィール:まとめ

    今回は、世界で活躍するピアニスト・務川慧悟さんについて、そのプロフィールや実力、そして素晴らしい弟さんの存在まで、詳しく解説しました。

    • プロフィール: 愛知県出身。東京藝術大学を経て、パリ国立高等音楽院で研鑽を積んだ実力派。
    • 評価・評判: エリザベート王妃、ロン=ティボーといった世界最高峰のコンクールで上位入賞。特に「ラヴェルの名手」として国際的に高い評価を得ている。
    • 結婚相手: 2025年6月現在、結婚しているという公的な情報はない。
    • 弟について: 弟の務川広貴さんも桐朋学園大学を卒業した実力派のクラリネット奏者で、兄弟そろって音楽家として活躍している。
    • 魅力: フォルテピアノやワインにも精通する、知的好奇心旺盛なアーティスト。

    論理的な知性と豊かな感性を併せ持ち、常に高みを目指し続ける務川慧悟さん。そして、同じく音楽の道を歩む弟・広貴さん。務川兄弟の今後のさらなる飛躍から目が離せません。

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