ジャズピアニストの高木里代子(たかぎ りよこ)さん。
メディアでは「セクシーすぎるピアニスト」としてその美貌が注目されがちですが、彼女の真の魅力は、確かな実力と独自の音楽性にあります。
この記事では、そんな高木里代子さんの詳しいプロフィールや経歴、気になる結婚や恋愛事情、そして国内外で高く評価される実力について、最新情報までを網羅して徹底的に解説します。
といった疑問をお持ちの方は、ぜひ最後までご覧ください。
高木里代子さんのプロフィールを徹底解説!年齢や経歴は?
出典:YouTube:公式チャンネルより
まずは、高木里代子さんの基本的なプロフィールと、華麗な経歴を支える学歴について見ていきましょう。
基本プロフィール(年齢・出身地など)
項目 | 詳細 |
氏名 | 高木 里代子 (たかぎ りよこ) |
生年月日 | 1984年9月20日 |
年齢 | 40歳 (2025年現在) |
出身地 | 東京都 |
身長 | 157cm |
職業 | ピアニスト、作曲家、タレント |
ジャンル | ジャズ、クラシック、エレクトロ |
担当楽器 | ピアノ、キーボード |
事務所 | エイベックス・マネジメント |
高木里代子さんは、2024年9月20日に40歳の誕生日を迎えました。
自身のInstagramでは「40歳になってもビキニ着れた自分にもカンパイ」と投稿するなど、年齢を感じさせないエネルギッシュな魅力と美貌で、多くのファンを魅了し続けています。
公式インスタグラムより
学歴(高校・大学)
高木里代子さんは、その音楽的才能だけでなく、非常に高い知性も兼ね備えています。
- 出身高校:跡見学園高等学校
- 出身大学:慶應義塾大学 環境情報学部(SFC)卒業
出身高校である跡見学園は、1875年開校の歴史ある私立女子校で、「お嬢様学校」としても知られていますね。
そして、卒業した慶應義塾大学環境情報学部(SFC)は、偏差値70を超えることもある超難関学部。
驚くべきことに、高木さんのご家族は全員が慶應義塾大学出身という、まさにエリート一家で育ちました。
音楽家を目指すなら音楽大学へ進学するのが一般的ですが、慶應SFCを選んだ理由について、本人は、音楽だけに留まらず、ITや映像など幅広い分野を多角的に学び、ユニークな視点を身につけたかったからだと語っています。
この選択が、後にジャンルにとらわれない彼女独自の音楽スタイルを築く礎となったのかもしれません。
高木里代子さんの経歴|ジャズとの出会いから現在まで
出典:YouTube:公式チャンネルより
4歳でピアノを始めてから現在に至るまで、高木里代子さんの音楽人生は決して平坦な道のりではありませんでした。
彼女の経歴を、ターニングポイントとなった出来事とともに時系列で紹介します。
幼少期〜高校時代:ピアノとの出会いと転機
高木里代子さんがピアノと出会ったのは4歳の時。
クラシックピアノを習っていた母親の影響で、近所のピアノ教室に通い始め、ヤマハ音楽教室でクラシックピアノと作曲を学びました。
幼い頃から才能を発揮し、他人が弾いた曲をすぐに耳コピーできたそうです!
しかし、高校2年生の時に彼女の人生を大きく揺るがす出来事が起こります。
それは、9.11同時多発テロ事件です。
テレビで衝撃的な映像を目の当たりにした彼女は、全身にアレルギー反応が出るほどのショックを受け、不登校になってしまいました。
「世界は終わるかもしれない」と本気で感じ、学校へ行く意味を見失ってしまったとのこと。
この出来事が、彼女をジャズの世界へと導く大きな転機となりました。
学校へ行かなくなった娘を見かねた母親が、「何かしなさい」とヤマハのジャズピアノのレッスンを勧めます。そこで初めてジャズに触れた高木さんは、楽譜に縛られずアドリブで自由に表現する楽しさに目覚めました。これが、彼女の音楽スタイルの原点となります。
大学時代〜下積み時代:プロへの道
慶應義塾大学に進学後、高木里代子さんは都内のジャズクラブやライブハウスでの演奏活動を本格化させます。大学3年生の時にはプロのピアニストになることを決意。
しかし、卒業後すぐにスターダムを駆け上がったわけではありませんでした。
みずからピアノバーに飛び込みで営業をかけたり、インターネットで演奏の仕事を探したりと、地道な下積み時代を経験します。
同時期に、クラブ系のハウスユニット「Inner City Jam Orchestra」にキーボーディストとして参加し、ジャズとは異なるジャンルでも活動の幅を広げていきました。
ブレイクのきっかけ:2014年〜2015年の飛躍
地道な活動が実を結び始めたのが2014年。この年、彼女は数々の快挙を成し遂げます。
- ダイナースクラブ主催の動画コンテストで人気投票1位を獲得し、ブルーノート東京に出演
- 世界的ギタリスト、リー・リトナー主催の国際コンペ「Six String Theory」でピアノ部門世界第4位に入賞
- モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパンコンペでセミファイナル進出
そして2015年9月、彼女の知名度を爆発的に高める出来事が起こります。
アジア最大級のジャズフェスティバル「東京JAZZ」に出演した際、ビキニ姿でエネルギッシュな演奏を披露。
このパフォーマンスが「セクシーすぎるジャズピアニスト」として各メディアで大きく報じられ、Yahoo!の検索急上昇ワードで1位を記録。一躍、時の人となりました。
メジャーデビュー後の活躍と現在
このブレイクを機に、2016年にavex traxよりメジャーデビューアルバム『THE DEBUT!』をリリース。その後も精力的に活動を続け、2017年には「JAZZ JAPAN AWARD」でニュースター部門賞を受賞するなど、ピアニストとして確固たる地位を築いていきます。
近年では、2022年1月からTBSの朝の情報番組「THE TIME,」「THE TIME’」に月曜・木曜のレギュラーピアニストとして出演。お茶の間にも広く知られる存在となりました。
また、YouTubeチャンネル「りよチャンネル」は登録者数14万人を超え、幅広い層にその音楽を届けています。
さらに、2024年7月、「40歳にして大学生になってきます」と宣言し、アメリカの名門バークリー音楽大学へ約5週間の短期留学を実行されました!
高木里代子さんの実力や評判は?
出典:YouTube:公式チャンネルより
その華やかなルックスから「ビジュアル先行」と見られることも少なくない高木里代子さんですが、その実力は国内外で高く評価されています。
👆ショパンの「バラード1番」のジャズアレンジです。すごい!
演奏スタイルと音楽性
高木さんの演奏は「変幻自在なインプロヴィゼーション(即興演奏)」と評されます。
ジャズを基盤としながらも、クラシック、ハウス、ダンスミュージックなど、ジャンルの垣根を越えた自由な発想が最大の特徴です。力強いタッチと鋭いアドリブセンス、そして観客を巻き込むエネルギッシュなパフォーマンスは、多くの音楽ファンを魅了しています。
一方で、2023年リリースのアルバム『Midnight in Blue』ではしっとりとしたバラードを中心に構成するなど、表現の幅広さも持ち合わせています。
国際的な評価と受賞歴
高木里代子さんの実力は、数々の受賞歴が証明しています。
- 2014年: リー・リトナー主催 国際コンペ「シックス・ストリング・セオリー」ピアノ部門世界第4位
- 2014年: モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパンコンペ セミファイナル進出
- 2015年: ハイレゾ配信アルバム『Salone』がe-onkyo music総合チャート1位獲得
- 2017年: JAZZ JAPAN AWARD ニュースター部門賞 受賞
- 2021年以降: 『Celebrity Standards』『Jewelry Box』などが各種ジャズチャートで軒並み1位を獲得
- 2023年: 『Midnight in Blue』がCDショップ大賞、Amazon Jazzチャート1位、ジャズ批評ジャケット賞などを受賞
特に、世界的ギタリストが主催するコンペでの世界4位入賞は、彼女の技術がワールドクラスであることを示す輝かしい実績です。
独自の学習法と音楽観
高木里代子さんのユニークな音楽性は、その独特な学習アプローチから生まれています。彼女は「理論から入ってないタイプ」だと公言しており、音楽大学で学ぶような体系的な理論学習ではなく、まずアドリブ演奏ができるようになってから理論書を読んだといいます。
この「実践先行型」のアプローチが、型にはまらない彼女独自の自由な音楽性を育んだ大きな要因と言えるでしょう。
最新作『The Moments』と今後の活動
高木里代子さんは、2024年12月11日に6枚目のアルバム『The Moments』をリリース。
このアルバムでは、カプースチンやリストの「ラ・カンパネラ」といったクラシックの超難曲を、ジャズ的感性でアレンジした超絶技巧を披露しています。
さらに、2025年1月15日にはサントリーホールでのトリオ公演も予定されており、すでにS席は完売とのこと。
40歳を迎え、バークリー音楽大学での学びを経て、彼女が今後どのような音楽を聴かせてくれるのか、期待は高まるばかりですね!
高木里代子さんは結婚してる?夫や子供はいるの?
出典:YouTube:公式チャンネルより
これほど魅力的で才能あふれる高木里代子さんですから、プライベート、特に結婚事情が気になる方も多いですよね?
結論から言うと、2025年7月現在、高木里代子さんは独身で、結婚歴もありません。
なので、夫や子供もいません。
過去にブログで「結婚しました」というタイトルの記事を投稿しファンを驚かせたことがありますが、これは従兄弟の結婚を祝う内容のジョークでした。
ファンからすれば、ドキッとするようなブログタイトルですね!
公式Xはこちら!
過去の恋愛経験と結婚観
過去の恋愛については、20歳の頃にファミリーレストランのアルバイトで出会った10歳年上のキッチンの男性と、4年間交際していたことを明かしています。
現在の結婚観については、「すぐに結婚したいという願望はない」と公言しており、今は音楽活動に全力を注いでいるようです。
高木里代子さんの家族構成|姉は写真家の大村祐里子
高木里代子さんは、父親、母親、姉の4人家族で、2人姉妹の妹として育ちました。
前述の通り、家族全員が慶應義塾大学を卒業しているという知的な家庭環境です。
そして、彼女のアーティスト活動を語る上で欠かせないのが、姉・大村祐里子さんの存在です。
大村祐里子さんはプロの写真家として活躍しており、高木さんのアルバムジャケットの写真を数多く手掛けています。メジャーデビュー作『THE DEBUT!』をはじめ、『Salone』『Resonance』『Jewelry Box』など、印象的なジャケットの多くは姉・祐里子さんによるものです。
姉妹揃ってアーティストとして活躍し、互いの才能を高め合っている関係は非常に素敵ですね。
高木里代子さんの経歴・プロフィール:まとめ
今回は、ジャズピアニスト・高木里代子さんについて、その経歴やプロフィール、実力、そして気になるプライベートまでを詳しくご紹介しました。
- 高木里代子は慶應義塾大学卒の才媛で、2024年現在40歳。
- 高校時代の不登校をきっかけにジャズと出会い、独自の道を切り開いてきた。
- 「セクシーすぎる」という枕詞だけでなく、国際コンペで世界4位に入るなど、その実力は本物。
- 現在は独身で結婚歴はなく、音楽活動に情熱を注いでいる。
- 姉は写真家の大村祐里子で、姉妹でクリエイティブな活動を行っている。
「ピアノ界の峰不二子」とも称されるセクシーな魅力と、聴く者を圧倒する卓越した演奏技術、そして40歳にしてなお学び続ける真摯な探求心。高木里代子さんは、人気と実力、知性と美貌を兼ね備えた、まさに奇跡的なジャズピアニストです。
これからもジャンルの枠を超え、私たちをあっと驚かせるような音楽を届けてくれるに違いありません。高木里代子さんの今後の活躍から、ますます目が離せません!