桑原志織の経歴・プロフィール!両親はどんな人?年齢は?コンサート情報もリサーチ!

    今、クラシック音楽界で最も熱い注目を集めるピアニスト、桑原志織(くわはら しおり)さん

    その圧倒的なテクニックと聴衆の心を揺さぶる深い音楽性で、国内外のコンクールを席巻し続けています。とくに、歴史的快挙となったアルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノマスターコンクールでの準優勝は、多くの音楽ファンに衝撃を与えました。

    • 「桑原志織ってどんな人?」
    • 「どんな経歴を歩んできたの?」
    • 「ご両親やプライベートについても知りたい!」

    この記事では、そんな世界が注目するピアニスト・桑原志織さんの魅力を徹底解剖!

    輝かしい経歴やプロフィール、気になるご両親や年齢、そしてファンなら見逃せない最新のコンサート情報まで、あらゆる情報をリサーチしました。

    素敵な演奏動画も紹介しますので、ぜひご覧になってみてくださいね!

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    桑原志織さんのプロフィールを紹介!

    出典:YouTube
    ブラームス作曲「ピアノ協奏曲第2番」

    まずは、毎度のことながら、ピアニスト桑原志織さんの基本的なプロフィールを表にまとめました。輝かしい経歴の数々を一覧でご覧ください。

    項目内容
    名前桑原 志織(くわはら しおり)
    生年月日1995年
    年齢30歳(2025年時点)
    出身地東京都
    学歴学習院初等科、学習院女子中等科、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学 音楽学部器楽科ピアノ専攻(首席卒業)、ベルリン芸術大学大学院 修了(国家演奏家資格課程)、コモ湖国際ピアノアカデミー 在籍中
    師事伊藤 恵、クラウス・ヘルヴィッヒ 各氏
    主な受賞歴・エリザベート王妃国際音楽コンクール ファイナリスト(2025年)<br>・アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノマスターコンクール 第2位(2021年)・ブゾーニ国際ピアノコンクール 第2位(2019年)<・ヴィオッティ国際音楽コンクール 第2位(2017年)・マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽コンクール 第2位(2016年)・第83回日本音楽コンクール 第2位(2014年)

    桑原志織さんの経歴を深掘り!幼少期から世界へ羽ばたくまで

    出典:YouTube
    シューマン作曲「ピアノ協奏曲」

    桑原志織さんは、まさに音楽のエリート街道を歩んできたピアニストです。
    その経歴を幼少期から順に詳しく見ていきましょう。

    4歳でピアノと出会い、学習院から音楽の道へ

    桑原さんがピアノと出会ったのは4歳の時。

    幼い頃はバレエや水泳など、様々な習い事をしていましたが、中学生になる頃には自分の意志で「ピアノ一本で生きていく」と心に決めたそうです。

    その強い決意を裏付けるように、学習院初等科、学習院女子中等科という名門校で学んだ後、音楽家への登竜門である東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校へ進学。

    若くして、その才能は周囲から大きな期待を集めていました。

    東京藝術大学を首席で卒業!数々の賞を総なめに

    高校卒業後は、内部進学で東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻へ。

    ここでも桑原さんの才能は留まることを知らず、2018年3月に見事首席で卒業を果たします。

    大学在学中は伊藤恵氏に師事し、その才能をさらに開花させました。

    卒業時には、成績優秀者のみに贈られる「安宅賞」「アカンサス音楽賞」「大賀典雄賞」「同声会賞」「三菱地所賞」「平山郁夫文化芸術賞」といった数々の名誉ある賞を受賞。

    まさに、大学がその実力を最大限に認めた証と言えるのではないでしょうか。

    ドイツへ留学、そして世界のトップアカデミーへ

    藝大を首席で卒業した桑原さんは、さらなる高みを目指して同年4月にドイツへ渡ります。

    ベルリン芸術大学大学院に入学し、名教授クラウス・ヘルヴィッヒ氏のもとで研鑽を積みました。

    大学院で国家演奏家資格課程を修了した後も、桑原さんのピアノへの探求心は尽きません。
    現在は、世界中の才能ある若手ピアニストが集う超難関「コモ湖国際ピアノアカデミー」に在籍し、日々音楽と向き合っています。

    ピアニスト阪田知樹さんも、コモ湖国際ピアノアカデミーで研鑽を積んだことで知られています。

    世界が認めた才能!桑原志織さんの輝かしいコンクール受賞歴

    出典:YouTube
    チャイコフスキー作曲「ピアノ協奏曲」

    桑原志織さんの名前を世界に轟かせたのは、数々の権威ある国際コンクールでの目覚ましい活躍です。

    ここでは、その一部を簡単に紹介します!

    歴史的快挙!アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノコンクール

    桑原さんのキャリアの中で最も大きな転機となったのが、2021年にイスラエルで開催された「第16回アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノマスターコンクール」での第2位受賞です。

    このコンクールは、ショパン、チャイコフスキーと並び称されることもあるほど権威のあるコンクールであり(言い過ぎかな?)、日本人としては実に44年ぶりとなる上位入賞、そして日本人史上最高位という歴史的な快挙でした。

    この受賞により、桑原さんは国際的な評価を不動のものとし、2025年のエリザベート王妃国際音楽コンクールへの出場や、ショパン国際ピアノコンクールへの予備予選免除での参加資格獲得にも繋がるなど、キャリアを大きく飛躍させるきっかけとなりました。

    その他、主要な国際コンクールでの圧倒的な実績

    ルービンシュタインコンクール以前から、桑原さんは数々の国際コンクールで素晴らしい成績を収めています。

    • 2025年:エリザベート王妃国際音楽コンクール(ベルギー)
      • 世界三大コンクールの一つに数えられる最高峰の舞台でファイナリスト入賞。
    • 2019年:第62回ブゾーニ国際ピアノコンクール(イタリア)
      • こちらも日本人史上最高位となる第2位を受賞。併せて、課題曲であるブゾーニ作品の最も優れた演奏者に贈られる「ブゾーニ作品最優秀演奏賞」も受賞しました。
    • 2017年:第68回ヴィオッティ国際音楽コンクール(イタリア)
      • 第2位に入賞し、Soroptimist Club賞も受賞。
    • 2016年:第62回マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽コンクール(スペイン)
      • 第2位に入賞し、さらに「最年少ファイナリシト賞」も受賞し、早くから注目を集めました。

    まさに、これからの日本クラシック音楽の中心人物となるような存在ですね!

    エリザベート王妃国際音楽コンクールの模様を伝える桑原さん(公式Xより引用)

    国内コンクールでもその実力を証明

    もちろん、国内の主要コンクールでも圧倒的な実力を見せつけています。

    • 2014年:第83回日本音楽コンクール 第2位、岩谷賞(聴衆賞)
    • 2013年:第37回ピティナ・ピアノコンペティション特級 銀賞・聴衆賞・王子ホール賞
    • 2012年:第10回東京音楽コンクール 第2位

    10代の頃から日本の主要なコンクールで立て続けに入賞し、同世代のピアニストの中でも突出した存在だったと言えるでしょう。
    世界に羽ばたく前から、やはりすごかった!

    桑原志織さんの演奏スタイルと魅力とは?

    出典:YouTube

    桑原志織さんの演奏は、「深い音楽性と卓越した技術の融合」と評されます。

    なかでも得意としているのが、シューベルト、ブラームス、リストといったドイツ・ロマン派の作曲家たちです。

    とくにリストの「ピアノ・ソナタ ロ短調」には特別な思い入れがあるそうで、その情熱的かつ構築的な演奏は多くの聴衆を魅了しています。

    2025年にリリースされたデビューCDも「ブラームス・シューベルト・リスト」というプログラムで構成されており、まさに桑原さんの真骨頂を味わえる一枚と言えるでしょう。

    圧倒的なテクニックで難曲を弾きこなしながらも、決して技術一辺倒にならず、楽曲に込められた物語や作曲家の想いを深く描き出す表現力が、桑原志織さんの最大の魅力です。

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    ロマン派音楽についてこちらの記事をどうぞ。

    気になる桑原志織さんのプライベート!両親はどんな人?年齢は?

    出典:YouTube
    モーツァルト作曲「ピアノ協奏曲第17番」

    ステージで輝かしい姿を見せる桑原さんですが、そのプライベートはどのようなものなのでしょうか。

    2025年現在についてリサーチしました!

    両親や家族構成について

    桑原さんのご両親やご家族に関する具体的な情報は、残念ながら公開されていませんでした。

    プライベートについては多くを語らないスタイルのようです。

    しかし、小学校から名門である学習院に通っていたことから、ご両親は非常に教育熱心で、気品のある家庭環境で育ったのではないかと推測されます(あくまでも推測ですよ!)。

    でも、幼い頃からピアノに打ち込める環境を整え、その才能を信じて支え続けてきた素晴らしいご両親であることは間違いないでしょう。

    桑原志織さんの年齢は?

    桑原志織さんは1995年生まれです。

    2025年現在、30歳になる年で、ピアニストとして最も脂が乗ってくる時期と言えるでしょう。

    これからのさらなる飛躍がますます楽しみになりますね。

    【2025年】最新コンサート情報&デビューCD情報!

    出典:YouTube

    桑原志織さんの生の演奏を聴きたい!という方のために、最新の演奏会情報とCD情報をご紹介します。

    2025年開催予定の注目コンサート

    • 特級グランド・コンチェルト2025
      • 日時: 2025年9月19日(金)18:30開演
      • 会場: ザ・シンフォニーホール(大阪)
      • 共演: 関西フィルハーモニー管弦楽団
      • プログラム: ブラームス:ピアノ協奏曲第2番

    ショパンコンクール出場を記念したリサイタルから、オーケストラとの共演まで、注目の公演が目白押しです。チケットは争奪戦が予想されますので、公式サイトなどで早めにチェックすることをおすすめします。

    待望のデビューCDがリリース!

    2025年3月10日、ファン待望のデビューCD「桑原志織ピアノ・リサイタル~ブラームス・シューベルト・リスト」がリリースされました。

    このアルバムは、2024年9月に杉並公会堂で行われたリサイタルのライブ録音です。

    音楽現代とレコード芸術ONLINEで推薦盤に選出されるなど、専門家からも極めて高い評価を受けています。

    桑原さんの魅力が凝縮された一枚、ぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。

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    桑原志織さんの経歴・プロフィール:まとめ

    今回は、ピアニストの桑原志織さんについて、その経歴やプロフィール、プライベートから最新の活動までを詳しくご紹介しました。

    輝かしい経歴に裏打ちされた確かな実力と、聴衆を惹きつけてやまない深い音楽性。

    彼女が日本を代表するピアニストとして、今後さらに世界の舞台で活躍していくことは間違いありません。

    最後に、この記事のポイントをまとめます。

    • 桑原志織は4歳からピアノを始め、学習院、東京藝術大学(首席卒業)を経て海外で研鑽を積むエリートピアニスト。
    • 2021年、ルービンシュタイン国際コンクールで日本人史上最高位となる第2位を受賞し、歴史的快挙を成し遂げた。
    • エリザベート王妃、ブゾーニなど、その他多くの権威ある国際コンクールで輝かしい成績を収めている。
    • 両親に関する情報は非公開だが、学習院出身という経歴から、教育熱心で品のある家庭環境がうかがえる。
    • 得意とするドイツ・ロマン派の楽曲を中心に、卓越した技術と深い表現力を兼ね備えた演奏が魅力。
    • 2025年には待望のデビューCDをリリースし、ショパンコンクール出場記念リサイタルなど、精力的に活動している。

    これからの桑原志織さんの活躍から、ますます目が離せませんね!

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