ピアニスト京増修史の経歴・プロフィール。ショパンコンクールに出場!出身高校や大学は?

    ピアニストの京増修史(きょうます しゅうし)さん

    その名は今、日本のクラシック音楽ファンの間で、大きな期待と熱い注目を集めています。

    世界で最も権威のある音楽コンクールの一つ、ショパン国際ピアノコンクールにおいて、2021年大会に続き、2025年10月に開催される本大会への出場権を見事に獲得。

    2大会連続で世界の舞台に挑む、若き才能です。

    日本の最高学府である東京藝術大学を首席で卒業した輝かしい経歴を持ちながら、常に真摯に音楽と向き合い、「自分が考えるショパンを届けたい」と語る彼。その誠実な人柄と、色彩感あふれる演奏は、多くの人々を魅了しています。

    そんな京増修史さんについて、

    • どんな経歴を歩んできたの?詳しいプロフィールが知りたい!
    • ショパンコンクールへの挑戦の軌跡は?
    • 出身高校や、首席で卒業したという大学はどこ?
    • 最近の活動や今後のコンサートは?

    といった疑問や関心をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

    この記事では、来るショパンコンクールで大きな飛躍が期待されるピアニスト、京増修史さんの輝かしいプロフィールと経歴、その実力と評価、そして現在の活躍まで解説します。

    京増修史さんの経歴・プロフィール|若き俊英の歩み

    出典:YouTube

    まずは、京増修史さんの基本的なプロフィールと、その輝かしいキャリアの軌跡をご紹介します。

    項目内容
    名前京増 修史(きょうます しゅうし)
    生年月日1996年6月4日
    年齢29歳(2025年7月現在)
    出身地宮城県仙台市
    学歴・京華中学校・高等学校 卒業
    ・東京藝術大学 音楽学部器楽科ピアノ専攻 首席卒業
    ・東京藝術大学大学院 音楽研究科修士課程 修了
    師事石川哲郎、田代慎之介、津田裕也 各氏
    SNSYouTube公式チャンネル

    京増さんは宮城県仙台市で生まれ、4歳でピアノを始めました。幼い頃からその才能は際立っており、国内のコンクールで数々の賞を受賞。着実に実力をつけ、日本の音楽教育の頂点である東京藝術大学へと進学します。

    京増修史さんの出身高校や大学は?

    出典:YouTube

    京増さんの才能を育んだ学びの道は、どのようなものだったのでしょうか。

    出身高校:京華中学校・高等学校

    京増さんは、東京都文京区にある私立の男子校、京華中学校・高等学校の卒業生です。

    ここは音楽科などがある専門の学校ではなく、学業を主とする中高一貫校です。

    一般的な学校生活を送りながら、ピアノの厳しい練習を両立させ、日本の最難関である東京藝術大学に合格したという事実は、彼の並外れた集中力と、音楽への強い意志が感じられますね!

    出身大学:東京藝術大学を首席で卒業

    高校卒業後、京増さんは日本の芸術教育の最高学府、東京藝術大学(藝大)の音楽学部器楽科ピアノ専攻に入学します。

    ここで彼の才能は完全に開花しまし、首席で卒業しています。

    さらに、卒業時には、

    • 安宅賞
    • 藝大クラヴィア賞
    • アカンサス音楽賞
    • 三菱地所賞

    といった、学内の主要な賞を総なめにしました。大学院修士課程を修了する際にも、再び「藝大クラヴィーア賞」「大学院アカンサス音楽賞」を受賞しており、彼はまさに藝大が誇るトップエリートとして、その学生時代を過ごしました

    京増修史さんのショパンコンクールへの挑戦!2大会連続!

    出典:youtube:インタビュー

    京増修史さんのキャリアを語る上で、ショパン国際ピアノコンクールへの挑戦は欠かせません。これは、5年に一度、ショパンの故郷ポーランド・ワルシャワで開催される、世界中の若手ピアニストが憧れる最高の舞台です。

    作曲家ショパンについては、こちらの記事で書いています。

    初挑戦での健闘(2021年・第18回大会)

    京増さんは2021年に開催された第18回大会に初挑戦。厳しい予備予選を勝ち抜き、見事、本大会への出場権を獲得しました。世界中から集まった最高峰のピアニストたちと競い合い、本大会の第2次予選まで進出。惜しくもファイナル進出は逃しましたが、その演奏は高く評価され、出場者に贈られるディプロマを獲得。初めての世界最高峰の舞台で、確かな足跡を残しました。

    再び、ワルシャワへ(2025年・第19回大会)

    初挑戦から4年。さらなる研鑽を積んだ京増さんは、2025年10月に開催される第19回大会に再び挑みます。

    2025年4月に行われた予備予選では、日本人参加者で唯一のトップバッターとして登場

    大きなプレッシャーのかかる中、見事な演奏を披露し、再び本大会への切符を手にしました。この予備予選での演奏は、批評家から**「歯切れよくクリアな音色が織り成す豊かな色彩感」「愛らしさと壮麗さが交錯する演奏」**と絶賛されており、彼の音楽的成長を印象付けました。

    世界中から集まった642名の応募者の中から、本大会に出場できるのはわずか85名。京増さんは、その狭き門を突破した13名の日本人ピアニストの一人として、2度目のワルシャワの舞台に立ちます。

    「自分が考えるショパンを届けたい」——。そう語る彼の、4年間の成長の全てを懸けた演奏に、今、日本中から大きな期待が寄せられています。

    京増修史さんの実力と評価は?コンクール受賞歴と多彩な演奏活動

    出典:YouTube京増修史Shushi Kyomasu様公式より

    ショパンコンクールでの活躍は、京増さんの確かな実力に裏打ちされています。

    • 第60回 全東北ピアノコンクール 第1位 および 文部科学大臣賞
    • 第18回 ヤングアーチストピアノコンクール 金賞
    • 第65回 全日本学生音楽コンクール 東京大会中学校の部 第3位
    • ロン=ティボー国際音楽コンクール(フランス)出場

    国内の主要なコンクールで第1位を獲得するなど、早くからその才能は証明されていました。

    さらにその活動は、コンクールだけにとどまりません。

    ソロリサイタルはもちろん、室内楽にも意欲的に取り組んでいます。これまでに、藝大フィルハーモニア管弦楽団や、ポーランドのプリマ・ヴィスタ弦楽四重奏団といったプロのアンサンブルと共演。

    近年では、N響のコンサートマスターとしても活躍するヴァイオリニスト・﨑谷直人さんとのデュオ・リサイタルを行うなど、他の演奏家からも厚い信頼を寄せられています。

    「オール・ショパン・プログラム」や「ドイツ・ロマンティシズムの世界を描く」といったテーマ性のあるリサイタルを企画・開催しており、その知的なプログラム構成力も高く評価されています。

    現在の活躍とSNSでの発信

    京増さんは、演奏活動と並行して、現代のアーティストらしく情報発信も積極的に行っています。

    仙台のニュース番組で特集が組まれた際には、幼少期からの歩みやショパンへの熱い想いを語りました。また、公式SNSでは、コンサート情報や日々の活動の様子が随時更新されており、ファンは彼の「今」をリアルタイムで感じることができます。ぜひチェックしてください!

    • X(旧Twitter)

    • Instagram

    さらに、彼の演奏に興味を持った方は、ポーランド・ショパン研究所(Chopin Institute)の公式YouTubeチャンネルをチェックすることをお勧めします。

    ここには、2021年の第18回ショパンコンクールでの、彼の公式演奏映像がすべてアーカイブされており、その素晴らしい演奏をいつでも聴くことができますよ!

    京増修史さんの経歴・プロフィール:まとめ

    今回は、来るショパンコンクールでの活躍が期待される若き俊英、京増修史さんについて、そのプロフィールや輝かしい経歴、コンクールへの挑戦の軌跡を深く掘り下げてご紹介しました。

    • 経歴・学歴: 宮城県仙台市出身。中高一貫の進学校から、日本の最高学府・東京藝術大学に現役合格し、首席で卒業したトップエリート。
    • ショパンコンクール: 2021年大会で本大会2次予選に進出。2025年大会でも予備予選を突破し、2大会連続での本大会出場という快挙を成し遂げた。
    • 出身高校・大学: 出身高校は東京都の私立・京華中学校・高等学校。大学・大学院は東京藝術大学を卒業。
    • 実力と評価: 国内の主要コンクールで優勝歴多数。その演奏は「豊かな色彩感」と評され、ソロ、室内楽ともに高い評価を得ている。
    • 現在の活躍: 2025年10月のショパンコンクール本大会に向けて調整を行う傍ら、精力的にリサイタル活動を展開。SNSでの発信も積極的に行っている。

    東京藝大を首席で卒業した圧倒的な実力と、音楽への真摯な探究心。そして、「自分が考えるショパンを届けたい」という強い意志。その全てを懸けて挑む2度目のショパンコンクールで、京増修史さんがどのような演奏を聴かせてくれるのか。

    日本中の音楽ファンが固唾をのんで、その瞬間を待っています。彼の今後のさらなる飛躍から、ますます目が離せまん!

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