三浦一馬の経歴・プロフィール!結婚してる?両親やコンサート情報もリサーチ!

    三浦一馬さんは、バンドネオン界の若き貴公子として、今注目の演奏家です。

    NHK大河ドラマ『青天を衝け』の大河紀行音楽での演奏や、数々のメディア出演を通じて、その情熱的な音色に心を奪われた方も多いのではないでしょうか。

    「悪魔の楽器」とも呼ばれる難解なバンドネオンを操り、なぜ三浦さんは日本人初となる国際コンクールでの快挙を成し遂げることができたのでしょうか?

    そして、音楽一家に生まれた彼の素顔や、同じく世界的なヴァイオリニストである奥様との私生活も気になるところです。

    今回は、2026年の最新コンサート情報も含め、三浦一馬さんの経歴やプロフィール、そして音楽への想いをリサーチしました。

    素晴らしい演奏動画も紹介しますので、ぜひあわせてご視聴ください!

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    三浦一馬さんのプロフィールと生い立ち

    出典:YouTubeTV MAN UNION Music Division様より引用
    「音楽に一心に向き合ってる」感じが良いんですよね〜。

    まずは、毎度のことながら、三浦一馬さんの基本的なプロフィールと、生い立ちについて見ていきましょう。

    三浦一馬さんのプロフィール一覧

    氏名三浦 一馬(みうら かずま)
    生年月日1990年6月9日
    出身地東京都世田谷区
    幼少期の滞在地イタリア・フィレンツェ(6歳〜8歳)
    職業バンドネオン奏者
    使用楽器Alfred Arnold(1938年製、恩師ネストル・マルコーニより譲受)
    所属事務所株式会社ヒラサ・オフィス(協力)、プロデュース事務所Moon
    配偶者川久保 賜紀(ヴァイオリニスト)

    音楽のシャワーを浴びて育った幼少期

    三浦一馬さんは1990年、東京都世田谷生まれ。

    ご両親はともにピアノの専門家です※。

    お父様はプロのピアニスト、お母様はピアノ指導者という音楽一家に育ちました。

    家庭内では常にショパンプロコフィエフといったクラシックの名曲から、ガーシュウィン、オスカー・ピーターソンといったジャズのスタンダードまで、ジャンルを問わず良質な音楽が流れていたそうです。

    とくに、6歳から8歳までの多感な時期をイタリアの芸術都市・フィレンツェで過ごされた経験は、三浦さんの感性に大きな影響を与えたと考えられます。

    ルネサンス文化が色濃く残る街並みの中で、ピアニストであるご両親と共に過ごした時間は、後の芸術家としての土壌を豊かに育んだのではないでしょうか。

    ※参考|アートマガジン『InfoMart』インタビューより

    三浦一馬さんの経歴:バンドネオンとの運命的な出会い

    出典:YouTube:三浦さん公式チャンネルより

    ピアニストの両親を持ちながら、なぜ三浦一馬さんはピアノではなく「バンドネオン」という珍しい楽器を選んだのでしょうか。

    そこには、まるで運命に導かれたようなドラマチックな出会いがありました。

    10歳で受けた衝撃、そして小松亮太氏への師事

    運命の歯車が動き出したのは、三浦さんが10歳の時※。

    何気なく見ていたNHKの音楽番組で組まれていた「ピアソラ・タンゴ特集」。

    テレビ画面から流れてくるバンドネオンの音色、その哀愁を帯びた激しい響きに、少年だった三浦さんは雷に打たれたような衝撃を受けます。

    「この楽器を弾きたい」

    その一心で、三浦さんは日本を代表するバンドネオン奏者である小松亮太氏の門を叩きます。

    バンドネオンは左右のボタン配列が不規則で、蛇腹の押し引きでも音が変わることから「習得までには悪魔と契約しなければならない」と形容されるほど演奏が難しい楽器です。

    しかし、三浦さんは小松氏のもとで基礎を徹底的に学び、その才能を開花させていきます。

    ※参考|RYUTOPIA|Special interview 三浦一馬さん vol.1 – バンドネオンとの出逢い。それは、定められた運命だったのかも知れないより

    巨匠ネストル・マルコーニとの出会いとアルゼンチンへの旅

    2006年、高校生になっていた三浦一馬さんに、人生を変える第二の出会いが訪れます。

    大分県で開催された「別府アルゲリッチ音楽祭」において、バンドネオン界の世界的権威であり、生きる伝説とも称されるネストル・マルコーニ氏と出会ったことがきっかけでした。

    マルコーニ氏の演奏と人柄に触れ、「本場アルゼンチンで学びたい」という思いは抑えきれないものに。

    しかし、ただ親に頼って留学するのではなく、三浦さんは驚くべき行動力を発揮します。

    なんと、自作のCDを制作・販売し、その売上でアルゼンチンへの渡航費を自ら捻出したのです※。

    このエピソードからは、三浦さんの音楽に対する並々ならぬ覚悟と自立心がうかがえますね!

    その熱意はマルコーニ氏にも伝わり、現在に至るまで師弟関係が続いています。

    現在三浦さんが愛用している名器「Alfred Arnold(アルフレッド・アーノルド)」も、この恩師マルコーニ氏から譲り受けた大切な宝物です。

    ※参考|三浦一馬さんオフィシャルサイトより

    三浦一馬さんが達成した日本人初の快挙!国際ピアソラ・コンクール

    出典:YouTube:公式チャンネルより引用

    三浦一馬さんの経歴を語る上で絶対に外せないのが、2008年にイタリア・カステルフィダルドで開催された「第33回国際ピアソラ・コンクール」での活躍です。

    史上最年少での準優勝、しかし本人は…

    アコーディオンやバンドネオンといった蛇腹楽器の「聖地」とされるカステルフィダルド。

    ここで行われるコンクールは、世界中の猛者たちが集う最高峰の舞台です。

    当時18歳だった三浦一馬さんは、この大舞台に初挑戦しました。

    そして結果は、日本人初、かつ史上最年少での準優勝。

    これは日本の音楽界にとって歴史的なニュースとなり、三浦さんの名前を一躍世界レベルに押し上げました。

    しかし、当時の三浦さんの心境は、喜びだけではなかったようです。

    「優勝を目指していたため悔しかった」と後に語っています。

    初挑戦で準優勝という素晴らしい結果にも満足せず、頂点を目指していた向上心の高さ。

    この時の悔しさと経験が、プロの音楽家としての「自分の立ち位置」を客観視するきっかけとなり、その後の飛躍的な成長の原動力となりました。

    このコンクールでの経験を通じて、三浦さんはアストル・ピアソラの音楽への理解を深め、単なる演奏家としてだけではなく、タンゴという文化の継承者としての自覚を強めていったと言えるでしょう。

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    三浦一馬さんの現在の活動と「東京グランド・ソロイスツ」

    コンクール後の三浦一馬さんは、若手実力派として破竹の勢いでキャリアを積み重ねていきます。

    出光音楽賞受賞と独自の表現の追求

    2014年度には、将来有望な若手音楽家に贈られる「第25回出光音楽賞」を受賞。

    クラシック音楽界においてもその実力が広く認められました。

    しかも、三浦さんのレパートリーはタンゴだけにとどまらず。

    バロック、クラシック、現代音楽、そしてガーシュウィンなどのジャズ要素を含む作品まで、バンドネオンという楽器の可能性を極限まで広げています。

    自ら編曲も手掛け、既存の枠にとらわれない斬新なアプローチは、多くの聴衆を魅了し続けています。

    室内オーケストラ「東京グランド・ソロイスツ」の結成

    ソロ活動と並行して、2017年には大きなプロジェクトを始動させました。

    自らが率いる室内オーケストラ「東京グランド・ソロイスツ」の結成です。

    バンドネオン奏者がリーダーとなりオーケストラを率いるというスタイルは非常に珍しく、画期的な試みでした。

    これにより、ピアソラの楽曲をより重層的かつダイナミックに表現することが可能となり、コンサート活動の幅を大きく広げました。

    その他、NHK大河ドラマ『青天を衝け』(2021年)の大河紀行音楽を担当した際は、その哀愁漂う旋律が視聴者の心に深く刻まれ、お茶の間での知名度も不動のものとなりました。

    大河好きの方なら、記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。

    三浦一馬さんの家族構成は?音楽一家の絆

    ここでは、三浦一馬さんを支えてきたご家族について、改めて整理してみましょう。

    前述の通り、三浦さんは生粋の音楽一家の出身です。

    • 父親:プロのピアニスト
    • 母親:ピアノ指導者
    • 本人:三浦一馬(バンドネオン奏者)
    • :5歳年下の一般の方

    ご両親が音楽家であるため、幼少期から「音」によるコミュニケーションが自然に行われていた家庭環境が想像できますね!

    一方で、5歳年下の妹さんは音楽関係の道には進まず、一般のお仕事をされているとのことです。プロの厳しさを知る家庭だからこそ、それぞれの自主性を尊重されたのかもしれません。

    ※参考|BS朝日|「三浦一馬 ~巣立つ息子は感謝をこめて音を奏でた!~」より

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    三浦一馬さんの結婚相手は?

    出典:YouTube

    三浦一馬さんのプライベートにおいて注目されるのが結婚についてです。

    妻は世界的ヴァイオリニストの川久保賜紀さん

    2016年、三浦一馬さんはご結婚されています。

    お相手は、世界的に活躍するヴァイオリニストの川久保賜紀(かわくぼ たまき)さんです※。

    川久保賜紀さんはアメリカ・ロサンゼルス生まれ。

    世界三大コンクールの一つである「チャイコフスキー国際コンクール」で最高位を受賞(1位なしの2位)するなど、輝かしい経歴を持つトップ・ヴァイオリニストです。

    ※参考|Musician Clippy|Tamaki Kawakubo (川久保賜紀)より

    【2026年】三浦一馬さんのコンサート・ライブ情報

    出典:YouTube:公式チャンネルより

    三浦一馬さんの生演奏を聴きたい方のために、2026年に予定されている注目のコンサート情報をピックアップしました。

    ソロ、デュオ、キンテート(五重奏)、そしてオーケストラと、多彩な編成で全国を巡る予定です。

    1. バラエティ豊かな名曲を楽しむ和歌山公演

    「三浦一馬バンドネオン・コンサート」

    • 日程:2026年1月24日(土) 14:00開演
    • 会場:紀南文化会館 大ホール(和歌山県田辺市)
    • 共演:京増修史(ピアノ)
    • 内容:ガーシュウィン・メドレー、ラプソディ・イン・ブルー、リベルタンゴなど。クラシックからタンゴまで、三浦さんの超絶技巧と表現力を堪能できるプログラムです。

    2. 自身が率いるオーケストラとの迫力のステージ

    「三浦一馬 東京グランド・ソロイスツ ~オール・ピアソラ~」

    • 日程:2026年3月2日(月) 19:00開演
    • 会場:江戸川区総合文化センター 大ホール(東京都)
    • 共演:東京グランド・ソロイスツ(ソロ・ヴァイオリン:石田泰尚 他)
    • 内容:アストル・ピアソラの名曲のみで構成される、ファン垂涎の公演。

    3. 本格的なタンゴの世界へ誘う兵庫公演

    「三浦一馬キンテート~コンチネンタル・タンゴとピアソラ」

    • 日程:2026年3月26日(木)
    • 会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール(兵庫県)
    • 共演:三浦一馬キンテート
    • 内容:「ジェラシー」「アディオス・ノニーノ」など、コンチネンタル・タンゴとピアソラ作品の両方を堪能できる贅沢なプログラム。五重奏(キンテート)はピアソラが最も愛した編成の一つであり、緊密なアンサンブルが楽しめます。

    ※上記の他にも、石田泰尚氏(ヴァイオリン)との「俺クラ・マチネ」シリーズなど、1月から3月にかけて関東・静岡・東海・九州地方などで多数の公演が予定されています。

    最新情報は公式サイトやSNSをご確認ください。

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    三浦一馬さんの経歴・プロフィール:まとめ

    今回は、日本を代表するバンドネオン奏者、三浦一馬さんについてリサーチしました。

    記事のポイントをまとめます。

    • 早熟の天才: 10歳でバンドネオンに出会い、自作CDの売上でアルゼンチンへ渡り修行した行動派。
    • 歴史的快挙: 2008年国際ピアソラ・コンクールで日本人初・史上最年少の準優勝を果たす。
    • 師との絆: 使用楽器は恩師ネストル・マルコーニから譲り受けた銘器「Alfred Arnold」。
    • リーダーとしての才能: 2017年に「東京グランド・ソロイスツ」を結成し、独自の音楽世界を展開。
    • 華麗なる家族: 両親はピアニスト、妻は世界的ヴァイオリニストの川久保賜紀さんという音楽一家。
    • 精力的な活動: 2026年も全国各地でソロ、室内楽、オーケストラと多彩なコンサートを開催予定。

    単なる「演奏家」の枠を超え、バンドネオンという楽器の可能性を追求し続ける三浦一馬さん。

    その情熱的な活動から、今後も目が離せません。

    ぜひ一度、コンサート会場でその魂の演奏を生で体感してみてはいかがでしょうか。

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