今注目のピアニストの吉見友貴(よしみ ゆうき)さん。
吉見さんは、数々の国際コンクールで輝かしい成績をおさめ、世界から注目を集める若手の実力派です。
2017年の日本音楽コンクールでの最年少優勝を皮切りに、2025年には世界三大コンクールの一つ、エリザベート王妃国際音楽コンクールでファイナリストに選ばれるなど、その勢いはまさに飛ぶ鳥を落とす勢いです!
この記事では、そんな吉見友貴さんの輝かしい経歴やプロフィール、ピアノを始めたきっかけ、出身高校や大学などの学歴、そして最新のコンサート情報まで、詳しくリサーチしてお届けします。
素敵な演奏動画も紹介しますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください!
>>アマゾン:吉見友貴:【Amazon.co.jp限定】リスト:ピアノ・ソナタ(メガジャケ付)
吉見友貴さんのプロフィールを経歴とともに紹介
出典:YouTube
モーツァルト作曲「ピアノ協奏曲第15番」
音の粒が見えるような、明快な演奏です!
まずは、吉見友貴さんの基本的なプロフィールと経歴を一覧で紹介します。
項目 | 内容 |
名前 | 吉見 友貴(よしみ ゆうき) |
生年月日 | 2000年5月7日 |
年齢 | 25歳(2025年現在) |
出身地 | 東京都生まれ、広島県広島市育ち |
学歴 | 桐朋女子高等学校音楽科(首席卒業)、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース、ニューイングランド音楽院(学士課程卒業、修士課程在学中) |
師事 | ダン・タイ・ソン、アレクサンダー・コルサンティア、上野久子、伊藤恵 |
主な受賞歴 | 第86回日本音楽コンクール ピアノ部門 第1位(最年少)、エリザベート王妃国際音楽コンクール ファイナリスト(2025年)、第4回マンハッタン国際音楽コンクール ピアノ部門 銀メダル |
所属レーベル | 日本コロムビア(2023年〜) |
デビューアルバム | 「LISZT: PIANO SONATA」(2024年5月22日リリース) |
吉見友貴さんは、わずか5歳でピアノの才能の発揮し、幼少期からずば抜けた才能を育んできました。
桐朋学園で音楽の基礎を固め、高校2年生という若さで日本最高峰のコンクールを制覇。
その後、ボストンの名門ニューイングランド音楽院へ留学し、世界的なピアニストであるダン・タイ・ソン氏のもとで研鑽を積んでいます。
その活動は国内にとどまらず、数々の国際コンクールで実績を重ね、2024年には待望のデビューアルバムをリリース。
まさに、クラシック音楽界の次代を担う存在として、大注目のピアニストです!
吉見友貴さんがピアノを始めたきっかけ
出典:YouTube
フランツ・リスト作曲「ピアノソナタ」
ピアノを始めたのは5歳の時。そのきっかけは、友人の家にあったアップライトピアノだったそう。
しかし、ピアノを見た吉見少年が「やりたい」と言ったのに対し、お母様はすぐに「いいよ」とは言いませんでした。
「2週間、毎日考えてごらんなさい。それでもやりたい気持ちが変わらなかったら、やってもいいよ」と伝えたそうです。
そして2週間後、改めて気持ちを尋ねると、彼の答えは変わらず「やりたい」。この固い決意が、世界的なピアニストへの道の第一歩となりました。
幼いながらも、一度決めたことを貫く強い意志が感じられる、素敵なエピソードですね!
吉見友貴さんの出身高校や大学は?
吉見友貴さんは、幼少期から名門音楽教室で学び、常にトップクラスの環境で実力を磨いてきました。ここでは、出身高校や大学について紹介しますね。
出身高校:桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)
吉見さんは、多くの著名な音楽家を輩出している桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)に進学。
在学中からその才能は際立っており、なんと首席で卒業されています。
高校2年生の時には、後述する日本音楽コンクールで最年少優勝という快挙を成し遂げており、当時から大きな注目を集めていました。
大学・留学:桐朋学園大学とニューイングランド音楽院
高校卒業後は、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースに全額免除特待生として進学。
国内で実力を高めた後、2020年秋からはさらなる飛躍を目指し、アメリカ・ボストンの世界的な名門音楽大学であるニューイングランド音楽院へ、奨学生として留学します。
2024年には同音楽院の学士課程(Bachelor of Music)を優秀な成績で卒業し、現在は引き続き同音楽院の修士課程(Master of Music)に在籍しています。
世界的なピアニストを数多く育て上げてきたニューイングランド音楽院で、ショパン国際ピアノコンクールの覇者でもあるダン・タイ・ソン氏に師事し、国際的な舞台で活躍するための音楽性と技術を日々磨いています。
>>アマゾン:吉見友貴:【Amazon.co.jp限定】リスト:ピアノ・ソナタ(メガジャケ付)
吉見友貴さんの主なコンクール受賞歴
出典:YouTube
ラヴェル作曲「鏡」より「蛾」
吉見友貴さんの名前を世に知らしめたのは、数々のコンクールでの圧倒的な実績です。
とくに、キャリアの大きな転機となったのは、高校2年生での快挙でした。
2017年:第86回日本音楽コンクール ピアノ部門 最年少優勝
当時、桐朋女子高等学校音楽科2年生だった吉見さんは、国内で最も権威あるコンクールの一つ「日本音楽コンクール」のピアノ部門で、見事第1位に輝きました。しかも、この優勝は「最年少優勝」という記録的なものであり、クラシック界に衝撃を与えました。この受賞により、彼は一躍、次世代を担うピアニストとして全国にその名を知られることになります。
国際コンクールでの活躍
国内での成功に満足することなく、吉見さんは世界の舞台へと挑戦を続けます。
- 2021年:エリザベート王妃国際音楽コンクール セミファイナリスト
- 2022年:ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール クォーターファイナリスト
- 2025年:エリザベート王妃国際音楽コンクール ファイナリスト
とくに、2025年のエリザベート王妃国際音楽コンクールでは、日本人として史上最多となる4名のファイナリストのうちの一人に選ばれるという快挙を達成!
公式Xより引用
世界最高峰の舞台でファイナリストの称号を得たことは、吉見さんの国際的な評価を確固たるものにしました。
その他にも、第4回マンハッタン国際音楽コンクールでの銀メダル受賞など、多くのコンクールで素晴らしい成績を収めています!
吉見友貴さんのデビューアルバム情報
留学による4年間の集大成として、吉見友貴さんは2024年5月22日に待望のデビューアルバム「LISZT: PIANO SONATA」をリリースしました。このアルバムは、彼が長年弾き込んできた思い入れの深い作品で構成されており、彼のピアニズムを存分に味わえる一枚となっています。
【収録内容】
- バッハ / ブゾーニ編:われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ BWV 639
- ベートーヴェン:創作主題による6つの変奏曲 ヘ長調 Op.34
- ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 第1集 Op.35-1
- リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
- ガーシュウィン / ワイルド編:7つの超絶技巧練習曲より No.4 Embraceable You
とくに、表題曲であるリストの「ピアノ・ソナタ ロ短調」は、17歳の頃から7年以上も弾き続けている代名詞的なレパートリー。
深い洞察力と卓越したテクニックが融合した演奏は、多くの聴衆を魅了しています!
>>アマゾン:吉見友貴:【Amazon.co.jp限定】リスト:ピアノ・ソナタ(メガジャケ付)
公式Instagramより引用
家族構成は?両親や兄弟、彼女について
これほどの実力と人気を兼ね備えた吉見友貴さんですが、そのプライベートについては、あまり公にされていません。
調査したところ、ご家族に関して公表されている情報は限定的でした。
わかっているのは、ピアノを始めるきっかけを与えてくれたお母様の存在です。
中学生になるタイミングで、広島にお父様を残し、お母様と共に上京したというエピソードが語られており、彼の音楽活動を最も近くで支えてきた人物であることがうかがえます。
ご兄弟や姉妹の有無、また、結婚や彼女といった交際に関する公的な発表や報道は、2025年9月現在、見当たりませんでした。
SNSなどでもプライベートについて言及することは少なく、現在は音楽活動に集中されているようです。
コンサート情報【2025年-2026年】
出典:YouTube
プロコフィエフ作曲「ピアノ協奏曲第3番」
世界を舞台に活躍の場を広げる吉見友貴さん。
日本でも生演奏を聴ける機会が数多く予定されています。
ここでは、今後のコンサート情報をご紹介します。(※チケットの販売状況は各公式サイトをご確認ください)
- 2025年12月15日(月)
- 公演名:マチネコンサート
- 会場:サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)小ホール
- 2025年12月25日(木)
- 公演名:第31回リクルートスカラシップコンサート
- 会場:東京オペラシティ コンサートホール
- 2026年1月13日(月・祝)
- 公演名:ピアノ・リサイタル
- 会場:京都コンサートホール・アンサンブルホールムラタ
- 2026年1月14日(火)
- 公演名:ピアノ・リサイタル
- 会場:あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール(大阪)
- 2026年1月15日(水)
- 公演名:ピアノ・リサイタル
- 会場:浜離宮朝日ホール(東京)
エリザベート王妃国際音楽コンクールを経て、さらに表現に磨きがかかった吉見さんの演奏を、ぜひホールで体感してみてはいかがでしょうか。
吉見友貴さんの経歴・プロフィール:まとめ
今回は、ピアニスト・吉見友貴さんの経歴やプロフィール、学歴、そしてコンサート情報について詳しくご紹介しました。
幼い頃の決意を胸に、弛まぬ努力で道を切り拓き、今や世界の舞台で輝きを放つ彼の姿は、多くの人々に感動を与えています。
最後に、この記事のポイントをまとめますね。
- 吉見友貴は2000年生まれ、5歳からピアノを始め、桐朋学園で音楽を学ぶ。
- 出身高校は桐朋女子高等学校音楽科を首席で卒業、大学はニューイングランド音楽院に在籍中。
- 高校2年生の時、第86回日本音楽コンクールで史上最年少優勝を果たし、一躍注目を浴びる。
- 2025年には世界三大コンクールの一つ、エリザベート王妃国際音楽コンクールでファイナリストとなる快挙を達成。
- 2024年5月にデビューアルバム「LISZT: PIANO SONATA」をリリースし、高い評価を得ている。
- 2025年後半から2026年にかけて、東京・大阪・京都などでリサイタルが予定されている。
今後、吉見さんがどのような音楽を届けてくれるのか、ますますの活躍から目が離せません!