新倉瞳(チェリスト)の経歴・プロフィール!結婚相手は?使用楽器やコンサート情報もリサーチ!

    新倉瞳さんは、世界を舞台に活躍するチェリストの一人。

    その深く、そして情熱的な音色は多くの聴衆を魅了し続けています。

    桐朋学園大学を首席で卒業後、スイスを拠点に国際的なキャリアを築く新倉さんは、クラシック音楽の枠にとらわれない多彩な活動でも注目を集めている、チェリストです。

    この記事では、そんな新倉瞳さんの輝かしい経歴やプロフィール、プライベートな結婚生活、愛用する世界的な名器、そしてファン待望の最新コンサート情報まで、その魅力をリサーチしました。

    各見出しには、素敵な演奏動画も紹介していますので、ぜひ最後まで読んでお楽しみください!

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    新倉瞳さんのプロフィールを経歴とともに紹介

    出典:YouTube:オフィシャルYoutubeチャンネルより
    ラフマニノフ作曲「チェロソナタ」より

    まず、チェリスト新倉瞳さんのプロフィールと、今日に至るまでの輝かしい経歴を詳しく見ていきましょう。

    新倉瞳さんのプロフィール

    項目詳細
    氏名新倉 瞳(にいくら ひとみ)
    生年月日1985年5月13日
    出身地東京都
    身長162cm
    血液型A型
    学歴桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部(首席卒業)、バーゼル音楽院修士課程(最高点で修了)
    所属事務所株式会社KAJIMOTO、株式会社セント・フォース
    資格スイス教員免許
    SNSオフィシャルYoutubeチャンネル

    新倉瞳さんの経歴:ドイツでの出会いから世界へ

    新倉瞳さんの音楽人生は、幼少期を過ごしたドイツで幕を開けます。

    8歳の時にチェロと出会い、その才能は早くから開花。

    ヤン・ヴィミスリッキー氏に師事し、音楽の基礎を築きました。

    11歳で日本に帰国後は、名門・桐朋女子高等学校音楽科、そして桐朋学園大学音楽学部へと進学。

    大学では毛利伯郎氏、堤剛氏といった日本を代表するチェリストに師事し、その才能にさらに磨きをかけます。

    2008年には大学を首席で卒業し、皇居内桃華楽堂で行われた音楽大学卒業生による新人演奏会で、御前演奏の栄誉にも恵まれました

    大学在学中の2006年には、EMI Music Japan(現ユニバーサル・ミュージック)よりアルバム『鳥の歌』でCDデビュー。

    大学卒業後は、さらなる研鑽を積むためにスイスのバーゼル音楽院へ留学。

    トーマス・デメンガ氏のもとでソリストコースと教職課程を学び、両修士課程を最高点で修了するという快挙を成し遂げます。

    現在はスイス・チューリッヒを拠点に、名門オーケストラ「カメラータ・チューリッヒ」のソロ首席チェロ奏者を務める傍ら、ソリストとして、また室内楽奏者として世界中を飛び回る日々を送っています。

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    カザフスタンの国営放送でも取り上げられる、新倉さん(公式Instagramより引用)

    新倉瞳さんの受賞歴と多彩な活動

    新倉瞳さんの実力は、数々のコンクールでの受賞歴をみれば一目瞭然です。
    ここでは、そのいくつかを紹介しますね。

    • 霧島国際音楽祭賞(2007年)
    • ルーマニア国際音楽コンクール 室内楽部門 第1位(2009年)
    • ホテルオークラ音楽賞(2017年)
    • 第19回齋藤秀雄メモリアル基金賞 チェロ部門(2020年度)

    など、国内外で数々の栄誉に輝いています。

    また、新倉さんの活動はクラシック音楽だけではありません。

    桐朋学園の同期と結成したチェロ四重奏「チェリステン桐」や、ピアノ・ヴァイオリンとの「椿三重奏団」といった室内楽ユニットでも精力的に活動中です。

    さらに、チューリッヒを拠点とする人気のクレズマーバンド「Cheibe Balagan」のメンバーとしても活動。

    東欧ユダヤの民謡をルーツに持つクレズマー音楽という新たなジャンルに挑戦し、音楽家としての幅を広げ続けています。

    ご自身のコンサートで着用するドレスのプロデュースを手がけるなど、その多才ぶりには本当に驚かされますね!

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    新倉瞳さんの結婚相手はスイス人ヴァイオリニスト

    出典:YouTube

    公私ともに充実したキャリアを歩む新倉瞳さんですが、2021年に結婚を発表されています。気になるお相手は、スイス人ヴァイオリニストのエドワード・メッツェナー(Edouard Mätzener)さんです。

    メッツェナーさんは1989年生まれのフランス系スイス人で、12歳でソリストとしてデビューした才能あふれる音楽家。カールスルーエ音楽大学やアメリカの名門イェール大学音楽院で修士号を取得し、国際的に活躍しています。

    二人の出会いは、新倉さんがスイスに留学中だった2013年。その後、8年という長い交際期間を経てゴールインしました。結婚後も新倉さんは姓を変えず、音楽家「新倉瞳」として活動を続けています。

    興味深いことに、夫のメッツェナーさんは、新倉さんも参加しているクレズマーバンド「Cheibe Balagan」の創立者でもあります。音楽という共通言語を通じて愛を育み、今では公私ともに最高のパートナーとして支え合っているということですね!

    >>エドワード・メッツェナーさんのプロフィール

    愛用する楽器は世界的な名器

    出典:YouTube

    新倉さんの奏でる深く豊かな音色は、愛用する楽器によっても支えられています。

    現在使用しているのは、NPO法人「宗次コレクション」より貸与されているMatteo Goffriller(マッテオ・ゴフリラー)1710年製のチェロです。

    このゴフリラーは、ストラディヴァリウスなどと並び称されるチェロの3大名器の一つ。

    そのパワフルで優れた音質、豊かな音量は、大ホールでオーケストラと共演する際にも圧倒的な存在感を放ちます。まさに世界トップクラスの演奏家である新倉さんにふさわしい名器と言えるでしょう。

    以前は同じく宗次コレクションから、Giovanni Grancino(ジョヴァンニ・グランチーノ)1694年製のチェロを貸与されていた時期もありました。

    また、自身のブログで、楽器と弦の相性について探求する様子を綴っています。最高の音を聴衆に届けるため、弦の種類や組み合わせを試行錯誤する姿からは、彼女の音楽に対する真摯な姿勢と探求心がうかがえますね!

    クラシックチェロだけでなく、古楽器であるバロックチェロの演奏や、カザフスタンの民族楽器「ドンブラ」に挑戦するなど、常に新しい音楽の世界を切り拓いています。

    コンサート情報【2025年10月以降】

    出典:YouTube:オフィシャルYoutubeチャンネルより

    ファンにとって最も気になるのが、生の演奏を聴けるコンサート情報ではないでしょうか。

    現在発表されている、2025年10月以降の日本国内での主な公演予定をまとめました。

    (※チケットの販売状況や詳細は、各公演の公式サイトで最新情報をご確認ください。)

    日程公演名・内容会場共演者など
    2025年10月17日(金)究極の室内楽 辻井伸行&ARKソロイスツ愛知県芸術劇場コンサートホール辻井伸行 ほか
    2025年10月19日(日)高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト愛知県芸術劇場コンサートホール高嶋ちさ子 ほか
    2025年10月25日(土)BUZZ PIANO愛知県芸術劇場コンサートホール
    2025年10月31日(金)新倉瞳 チェロ・リサイタル 〈欧亜を駆ける〉宗次ホール(愛知)碓井俊樹(ピアノ)
    2025年11月1日(土)新倉瞳 チェロ・リサイタル ~欧亜を駆ける~宗次ホール(愛知)碓井俊樹(ピアノ)
    2025年12月10日(水)コンサートすみだトリフォニーホール 小ホール(東京)
    2026年1月22日(木)新倉瞳&大萩康司 チェロとギターの調べあいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール(大阪)大萩康司(ギター)

    リサイタルから豪華な共演者との室内楽、そしてギターとのデュオまで、多彩なプログラムが予定されており、彼女の幅広い音楽性を存分に堪能できる機会となりそうです。

    より詳しい情報や、上記以外の公演については、公式サイト等で随時案内されていますので、ぜひチェックしてみてください!

    新倉瞳さんの経歴・プロフィール:まとめ

    今回は、国際的に活躍するチェリスト・新倉瞳さんについて、その魅力の秘密を多角的に掘り下げてきました。

    最後に、この記事のポイントをまとめておきましょう。

    • 輝かしい経歴: ドイツでチェロを始め、桐朋学園大学を首席で卒業後、スイスのバーゼル音楽院を最高点で修了した実力派。
    • 国際的な活躍: 現在はスイスを拠点に「カメラータ・チューリッヒ」のソロ首席チェロ奏者を務める。
    • 多彩な音楽性: クラシックの枠にとらわれず、室内楽やクレズマーバンドなど幅広いジャンルで才能を発揮。
    • 結婚相手: 2021年にスイス人ヴァイオリニストのエドワード・メッツェナー氏と結婚。夫婦で音楽活動も共にしている。
    • 愛用楽器: 世界的な名器「Matteo Goffriller(1710年製)」を宗次コレクションより貸与されている。
    • 今後の活動: 2025年10月以降も日本国内でリサイタルやコンサートが多数予定されており、精力的な活動から目が離せない。

    確かな技術と豊かな表現力、そして音楽への飽くなき探求心で、これからも私たちを魅了し続けてくれるであろうチェリスト・新倉瞳さん。今後のさらなる活躍に期待が高まりますね!

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