ヴァイオリニスト成田達輝の経歴・プロフィール!評価や評判は?結婚してる?

    この記事では、人気ヴァイオリニスト成田達輝さんについて紹介します!

    ロン=ティボー、エリザベート王妃国際音楽コンクールといった世界最高峰の舞台で次々と入賞を果たし、現代日本を代表する実力派として国際的な評価を確立しているヴァイオリニスト・成田達輝(なりた たつき)さん

    卓越した技術と深い音楽性で聴衆を魅了する一方、現代音楽への挑戦や、故・坂本龍一さんとの共演など、その活動はクラシックの枠にとどまりません。

    そんな成田達輝さんについて、

    • どんな経歴の持ち主なの?
    • コンクールでの実績や、専門家からの評価・評判は?
    • プライベートでは結婚してる?奥さんや子供は?

    など、気になる方も多いのではないでしょうか。

    この記事では、ヴァイオリニスト成田達輝さんの輝かしい経歴とプロフィール、国際的な評価、そして妻・萩原麻未さんとのプライベートまで、最新情報を交えて解説します。

    >>画像出典:アマゾン:成田達輝デビュー

    成田達輝の経歴・プロフィール

    出典:YouTubeTatsuki Narita様より

    まずは、成田達輝さんの基本的なプロフィールと、世界的なヴァイオリニストになるまでの歩みを見ていきましょう。

    項目内容
    名前成田 達輝(なりた たつき)
    生年月日1992年3月5日
    出身地青森県弘前市
    育った場所山形県山形市、北海道札幌市、群馬県前橋市
    学歴・桐朋女子高等学校 音楽科(男女共学)・パリ国立高等音楽院
    家族妻(ピアニスト・萩原麻未)、子供

    父親の仕事の関係で各地を転々とした成田さんは、3歳でヴァイオリンを始めます。

    中学時代からはヴァイオリニストの藤原浜雄氏に師事し、大きな影響を受けました。

    桐朋女子高等学校音楽科(共学です)を卒業後、フランスへ渡り、パリ国立高等音楽院で世界的指導者ジャン=ジャック・カントロフらに師事し、その才能に磨きをかけました。

    輝かしい受賞歴と国際的な評価・評判

    エリザベート王妃国際音楽コンクール(2012):出典:YouTube

    成田達輝さんの名を世界に知らしめたのは、数々の権威ある国際コンクールでの圧倒的な実績です。これまでの主な受賞歴を見れば、成田さんの実力や評判がどれほどすごいかわかりますね!

    おもな受賞歴
    • 2006年: 第60回全日本学生音楽コンクール 中学校の部 全国大会第1位
    • 2007年: 第5回東京音楽コンクール 弦楽部門 第1位&聴衆賞
    • 2010年: ロン=ティボー国際コンクール(フランス) 第2位
    • 2012年: エリザベート王妃国際音楽コンクール(ベルギー) 第2位
    • 2013年: 第5回仙台国際音楽コンクール 第2位

    特に、ロン=ティボー、エリザベート王妃国際音楽コンクールは、若手音楽家の登竜門として世界的に最も権威のあるコンクールです。

    これらの舞台で日本人として上位入賞を果たすのは快挙であり、成田さんの実力が世界トップレベルであることを証明しました。

    これらの実績により、彼は日本を代表する若手ヴァイオリニストとしての地位を不動のものとし、国内外の主要オーケストラからソリストとして招かれるなど、高い評価と評判を得ています。

    【結婚してる】妻はピアニスト萩原麻未!馴れ初めや子供は?

    出典:YouTube

    プライベートでは、2010年にジュネーヴ国際コンクール・ピアノ部門で日本人として初優勝した、世界的なピアニストの萩原麻未(はぎわら まみ)さんと結婚されています。お子さんもいらっしゃいますよ!

    二人の出会いは2011年、パリの日本大使館で開かれた晩餐会とのこと。

    その後、2013年にデュオコンサートで共演したことをきっかけに親交を深めていったそうです。

    最初に共演した曲は、ヴァイオリンとピアノのための名曲、フランクのソナタ。音楽を通じて互いの才能に惹かれ合い、人生を共にするパートナーとなりました。現在はお子さんにも恵まれ、公私ともに支え合う存在です。

    夫婦でのデュオ・リサイタルも定期的に開催しており、二人の息の合った演奏は多くのファンを魅了しています。とても素敵なご夫婦です!

    成田達輝さんの父親はサラリーマン。音楽一家ではなかった?

    成田さんの父親は青森県弘前市出身の一般的なサラリーマンで、音楽一家ではありませんでした。学生時代は甲子園を目指す野球少年だったというお父さんは、息子の才能を認め、音楽の道へ進むことを力強く応援しました。

    「自分が好きなことを仕事にして生きていけるということは素晴らしいことなんだよ」

    これは、お父さんが成田さんによく語っていた言葉だそうです。転勤が多い家庭環境でしたが、息子の才能を信じ、全面的にサポートする両親の存在が、今日の成田達輝さんを築いた大きな礎となっていることは間違いないでしょう。

    成田達輝さんの使用楽器:名器ストラディヴァリウス「Tartini」

    出典:YouTube

    成田さんが現在演奏している楽器は、ストラディヴァリウス1711年製「Tartini」。これは、宗次コレクション(「カレーハウスCoCo壱番屋」創業者・宗次德二氏によるコレクション)より貸与されている歴史的な名器です。

    このヴァイオリンは、超絶技巧曲「悪魔のトリル」で知られるイタリアの作曲家・ヴァイオリニスト、ジュゼッペ・タルティーニが所有していたことで有名。

    成田さんはこの楽器について、「音に重さがあり、個性が宿っている」「ピアニッシモで弾いても、オーケストラと違う次元に音があってお客様に伝わる」と語っており、300年以上前の名器との対話を通じて、自身の音楽を深化させています。

    ピアニストの實川風さんとのコンビも絶妙で素晴らしいですね!

    現代音楽への挑戦と坂本龍一との関わり

    成田さんの活動で特筆すべきは、クラシックの伝統的なレパートリーに加え、現代音楽にも積極的に取り組んでいる点です。

    2022年には、一柳慧作曲の「ヴァイオリンと三味線のための協奏曲」の世界初演で文化庁芸術祭大賞を受賞。

    また、2022年9月には、故・坂本龍一さんのプライベート録音に参加し、坂本さんが学生時代に作曲したヴァイオリン・ソナタなどを演奏しました。

    これは坂本さんが亡くなる半年前のことで、非常に貴重な記録となっています。

    古典を深く理解しながらも、常に新しい表現を模索し、ジャンルを超えて活動する姿勢は、彼のアーティストとしての幅広さを示しているのではないでしょうか。

    成田達輝さんの最新の活動予定【2025年〜】

    成田達輝さんの演奏をライブで聴ける機会は数多くあります。
    お近くで開催される際には、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
    2025年〜2026年上旬にかけてのコンサートスケジュール(一部)を掲載しますね。

    • 2025年6月27日: 調布国際音楽祭 成田達輝ヴァイオリンリサイタル(調布市せんがわ劇場)
    • 2025年8月2日: セントラル愛知交響楽団 Wコンチェルトシリーズ Vol.2(愛知県芸術劇場)
    • 2025年11月1日: 成田達輝&萩原麻未 ヴァイオリン&ピアノ デュオ・リサイタル(第一生命ホール)
    • 2026年2月14日: 東京交響楽団 モーツァルト・マチネ第64回(ミューザ川崎シンフォニーホール)

    JAPAN ARTSさんの公式ウェブサイトはこちら

    ※最新情報や詳細は公式サイト等でご確認ください。

    特に、2025年6月の調布国際音楽祭では「非・リサイタル」と題し、音楽や哲学の枠組みを曖昧にする実験的なプログラムに挑戦するなど、その活動から目が離せません。

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    成田達輝の経歴・プロフィール解説:まとめ

    今回は、ヴァイオリニスト成田達輝さんについて、その輝かしい経歴や評価、そしてプライベートな面まで詳しくご紹介しました。

    • 経歴・評価: ロン=ティボー、エリザベート王妃国際音楽コンクールで第2位に入るなど、世界が認める実力派ヴァイオリニスト。
    • 結婚: 妻はピアニストの萩原麻未さんで、子供もいる。夫婦での共演も多い。
    • 家族: 音楽一家ではなく、サラリーマンの家庭で育った。
    • 活動: クラシックの伝統を重んじながら、現代音楽や異分野とのコラボにも積極的に挑戦し、高い評価を得ている。

    卓越した技術と深い知性、そして飽くなき探究心で、常に新しい音楽の地平を切り拓く成田達輝さん。今後のさらなる活躍に期待が高まりますね!

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