聴衆を惹きつけるパフォーマンスで、今最も注目を集めるピアニスト、菊池亮太さん。
ストリートピアノの演奏動画をきっかけにYouTubeで大ブレイクし、「ネットピアニスト」として不動の地位を確立しました。
とはいえ、菊池さんの魅力はそれだけにとどまりません。
この記事では、そんな菊池亮太さんの輝かしい経歴やプロフィール、クラシック界からも高く評価されるその実力と評判、そして気になる結婚相手や音楽的才能を育んだ実家の環境まで、リサーチしました。
ジャンルの壁を越えて活躍する彼の素顔に迫ります!
ピアニスト菊池亮太さんの経歴・プロフィール!
出典:YouTube:公式YouTubeチャンネルより
まずは、YouTubeから世界へ羽ばたくピアニスト、菊池亮太さんの基本的なプロフィールと、今日に至るまでの輝かしい経歴を紹介します。
菊池亮太さんプロフィール
項目 | 内容 |
名前 | 菊池 亮太(きくち りょうた) |
生年月日 | 1989年11月20日 |
年齢 | 35歳(2025年時点) |
出身地 | 埼玉県 |
学歴 | 国立音楽大学付属中等部・高等学校 卒業、日本大学芸術学部音楽学科 卒業、日本大学大学院芸術学研究科 博士前期課程 修了 |
職業 | ピアニスト、作曲家、編曲家、YouTuber |
YouTube | チャンネル登録者数 80万人超 公式youtubeチャンネル |
音楽一家に育った幼少期
菊池亮太さんは1989年、埼玉県生まれ。
4歳でピアノを始めたのは、音楽に溢れた家庭環境が大きく影響していたとのこと。
ご実家は一般家庭で染物工房を営んでいたそうですが、ご家族は皆、音楽愛好家だったそうです。
お父様はサラリーマンでありながら、セミプロ級の腕前を持つトロンボーン奏者で、作曲まで手がけるという多才な方。
お母様もピアノを趣味とし、家庭には常に音楽が流れていたそうです。さらに、弟さんもドラムを得意とし、時折YouTubeで共演する姿も見られます。
幼い頃からクラシック音楽の素養を身につけながらも、ジャンルにとらわれない自由な感性が育まれた原点がこうした生い立ちにあるのかもしれません。
輝かしい学歴とコンクール受賞歴
音楽の才能を伸ばすべく、中学からは国立音楽大学付属中等部・高等学校へ進学。
音楽の道を歩み始めます。
高校卒業後は、日本大学芸術学部音楽学科へ進学し、さらに同大学院を修了。
アカデミックな環境でクラシック音楽の理論と技術を徹底的に磨き上げました。
その実力はコンクールでもお墨付き。
- 2008年 アジア国際音楽コンクール 大学生部門 5位
- 第5回 ブルクハルト国際音楽コンクール ピアノ部門 3位(1位なし)
- 第12回「万里の長城杯」国際音楽コンクール 2位
これらの受賞歴は、菊池さんが単なる「ネットピアニスト」ではなく、確固たるクラシックの基礎を持つ実力派であることを物語っているのではないでしょうか。
大学在学中からプロのピアニストとして活動を開始し、様々なアーティストのライブサポートや楽曲提供を行うなど、早くからその才能を発揮していました。
菊池亮太さんの実力と評判
出典:YouTube
菊池亮太さんの名を一躍有名にしたのは、YouTubeでの活動です。
しかし、その人気は単なる話題性だけではありません。
ここでは、菊池さんの圧倒的な実力と、各方面からの高い評判に迫ります。
YouTubeでの大ブレイクと「ネットピアニスト」の確立
菊池さんのYouTubeチャンネルは、2025年8月現在、チャンネル登録者数80万人以上、総再生回数は3億回を超えるという驚異的な数字を記録。
代名詞ともいえるのが、駅や空港などに置かれたストリートピアノでの演奏動画です。事前告知なしのゲリラライブにもかかわらず、その超絶技巧の演奏が始まると、瞬く間に人だかりができます。
クラシックの名曲からJ-POP、アニソンまで、どんな曲でも彼の手にかかれば、壮大でドラマティックな一曲に生まれ変わります。
また、「バーでバレずに『紅』を弾く方法」といったユニークな企画も人気を博し、クラシック音楽の敷居を下げ、老若男女問わず幅広い層にピアノの魅力を届けています。
ニューシネマ・パラダイスの演奏も素晴らしいですね!👆
クラシックと即興が融合した「唯一無二」のスタイル
出典:YouTube:公式YouTubeチャンネルより
菊池さんの最大の魅力は、クラシックで培われた確かな技術力と、ジャズやポップスの要素を取り入れた巧みな即興アレンジ能力が見事に融合している点。
例えば、X JAPANの『紅』を演奏した動画では、原曲の激しさを再現する超高速のパッセージと、楽曲の持つ美しいメロディを際立たせる繊細なタッチが同居し、多くの音楽ファンから絶賛されました。
楽譜通りに弾くだけではない、その場の空気や感情を音に乗せる表現力こそ、彼の真骨頂と言えるでしょう。
作曲・編曲家としての多彩な才能
ピアニストとしての活動と並行し、菊池さんは作曲家・編曲家としても目覚ましい活躍を見せています。
- アニメ映画『君の膵臓をたべたい』:挿入曲「Partir」「Summer Cider」を作曲
- ゲーム『NieR:Automata』:ピアノコレクションアルバムで「双極ノ悪夢」の編曲・演奏を担当
- ゲーム『Fate/Grand Order Waltz』:複数の楽曲で作詞・作曲・編曲を担当
- 東京2020オリンピック Web CM:音楽を担当
これらの実績を見ても、菊池さんのクリエイターとしての才能が豊かであることがわかりますね!
菊池亮太の結婚相手は?彼女や好きなタイプも調査
出典:YouTube:公式YouTubeチャンネルより
ラフマニノフメドレーです。
これだけの実力と人気を兼ね備えた菊池亮太さん。
そのプライベート、特に恋愛事情が気になる方も多いのではないでしょうか。
現在は独身で結婚歴なし
結論から言うと、2025年現在、菊池亮太さんは結婚しておらず、独身である可能性が非常に高いです。
これまで結婚していたという事実はなく、熱愛報道やスキャンダルが出たこともありません。
あれだけ注目を集める存在でありながら、プライベートに関する情報がほとんど出てこないのは、彼が音楽活動に真摯に集中している証拠とも言えるでしょう。
彼女や好きなタイプは?
もちろん、歴代の彼女に関する公な情報もありません。
ファンの間では、「あれだけの才能とルックスだから彼女がいても不思議ではない」といった声も聞かれます。
好きな女性のタイプについても本人の口から語られたことはありませんが、自身が音楽に情熱を注いでいることから、同じように何かに打ち込んでいる女性や、音楽への理解がある女性に惹かれるのではないかと推測されます。
今は音楽活動が最優先で、恋愛は二の次なのかもしれませんね。
菊池亮太さんを育んだ実家と音楽一家
出典:YouTube:公式チャンネルより
菊池亮太さんの自由で豊かな音楽性は、どのような環境で育まれたのでしょうか。
ルーツである実家とご家族について見ていきましょう。
音楽の英才教育を施した家族
前述の通り、菊池さんのご実家は埼玉県にあり、家族全員が音楽を愛する「音楽一家」です。
- 父親:セミプロ級の腕前を持つトロンボーン奏者。作曲もこなし、亮太さんの音楽的才能に大きな影響を与えた。
- 母親:ピアノを趣味とし、家庭に音楽があるのが当たり前の環境を作った。
- 弟:ドラム奏者。YouTubeチャンネルで亮太さんとセッションを披露することもあり、息の合った演奏はファンからも好評です。
クラシックの基礎を学びながらも、ジャズやポップスなど多様な音楽に触れる機会が家庭内にあったことが、彼のジャンルレスな音楽スタイルを形成したことは間違いないでしょう。
菊池亮太の今後の活動・最新情報
「ネットピアニスト」として確固たる地位を築いた菊池さんですが、その活動は留まることを知りません。クラシック音楽の世界でも、新たな挑戦を続けています。
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クラシックピアニストとしての挑戦
2024年11月には、ジョージ・ガーシュウィンのピアノ協奏曲全4曲を一夜で連続演奏するという、日本人初の快挙を成し遂げました。
これは、超人的な体力と集中力、そして作品への深い理解がなければ不可能な挑戦であり、クラシック界に大きな衝撃を与えました。
さらに、2025年には新日本フィルハーモニー交響楽団との共演で、現代音楽の難曲として知られるヒナステラの「ピアノ協奏曲第1番」をソリストとして演奏する予定です。これらの活動は、彼が本格的なクラシックピアニストとしても高く評価されていることを示しています。
国内外でのリサイタル
2025年から2026年にかけては、リサイタルツアー『人生の階段』を東京、秋田、大阪、福島などで開催予定です。また、その活躍は国内にとどまらず、2025年8月にはロンドンでのリサイタルも予定されており、国際的なピアニストとしての活動も本格化させています。
YouTubeから生まれたスターが、世界のコンサートホールを沸かせる。そんな新しい時代の音楽家の姿を、彼は体現し続けています。
コンサート情報等については、オフィシャルサイトでご確認ください。
菊池亮太さんの経歴・プロフィール:まとめ
今回は、ピアニストの菊池亮太さんについて、その経歴や実力、プライベートな側面に至るまで詳しくご紹介しました。
- 音楽一家に育ち、国立音楽大学付属〜日本大学大学院で学んだ確かな実力者。
- YouTubeをきっかけに大ブレイクし、登録者80万人超を誇る「ネットピアニスト」。
- クラシックの高度な技術と即興アレンジを融合させた唯一無二の演奏スタイルが魅力。
- 結婚はしておらず独身。音楽活動に邁進中。
- 作曲家としても活躍し、クラシック界でも日本人初の快挙を成し遂げるなど、挑戦を続けている。
インターネットを駆使してファンを増やしながら、伝統的なクラシック音楽の世界でも真摯に挑戦を続ける菊池亮太さん。
これからもジャンルや国境の壁を越え、多くの人々に感動と驚きを与えてくれることでしょう。
今後のさらなる活躍から目が離せません!