多久潤一朗の経歴・プロフィール!結婚して妻がいる?コンサート情報もリサーチ!

    多久潤一朗(たく じゅんいちろう)さんといえば、フルートの常識を覆す圧巻のパフォーマンスと、SNSで話題となった「ちくわ笛」で知られる、今最も注目されているフルート奏者の一人です。

    「現代音楽のスペシャリスト」「革命児」など、さまざまな異名を持つ多久さん。

    その超絶技巧はどこで培われたのでしょうか?

    また、アニメ『鬼滅の刃』や米津玄師さんの楽曲にも参加しているという噂は本当なのでしょうか。

    この記事では、そんな謎多き音楽家・多久潤一朗さんの経歴やプロフィール、気になる結婚・妻の存在、そして最新のコンサート情報までリサーチしてお届けします!

    素敵な演奏動画も紹介しますので、ぜひそちらもご視聴ください!

    フルート奏者・多久潤一朗さんのプロフィール

    出典:YouTube
    フォーレ作曲「子守唄」

    まずは、毎度のことながら、多久潤一朗さんの基本的なプロフィールを表にまとめました。

    項目詳細
    氏名多久 潤一朗 (たく じゅんいちろう)
    生年月日1981年3月31日
    年齢44歳(2025年時点)
    出身地福岡県生まれ、埼玉県育ち
    学歴埼玉県立伊奈学園総合高等学校 卒業東京藝術大学 音楽学部器楽科 卒業
    職業フルート奏者、作曲家
    師事木ノ脇道元、金昌国、佐久間由美子、竹澤栄祐の各氏に師事
    主な受賞歴日本クラシック音楽コンクール フルート部門 全国大会優勝
    所属次世代型フルートトリオ「MAGNUMTRIO」(リーダー)Ensemble FOVEEnsemble contemporary α

    福岡県で生まれ、生後すぐに埼玉県へ移り住んだため、実質的には埼玉育ちとのこと。

    クラシック界の最高峰である東京藝術大学を卒業し、輝かしい受賞歴を持つ実力派であることがわかりますね!

    多久潤一朗さんの経歴|現代音楽の革命児が誕生するまで

    出典:YouTube
    超絶技巧が凄すぎる!

    クラシックの枠に収まらない多彩な活動で知られる多久潤一朗さん。

    その音楽家としてのルーツは、どのようなものだったのでしょうか。

    学生時代から現在に至るまでの輝かしい経歴を追ってみましょう。

    音楽エリートとしての学生時代

    多久さんは、音楽教育にも力を入れている埼玉県立伊奈学園総合高等学校を卒業後、東京藝術大学へ進学します。

    大学在学中からその才能は際立っており、現代音楽アンサンブル「BOIS」のメンバーとして活動を開始。

    国内外の作曲家による新作の初演を数多く手がけ、若くして現代音楽の分野で頭角を現しました。

    この頃からすでに、クラシックの伝統的な奏法だけでなく、新しい音楽表現を模索。

    そして、在学中に「日本クラシック音楽コンクール フルート部門」で全国大会優勝という快挙を成し遂げ、その実力を不動のものとしました。

    せっかくですので、日本クラシック音楽コンクール・オフィシャルサイトはこちら!👇

    「現代音楽のスペシャリスト」としての確立

    出典:YouTube
    ハチャトゥリアン作曲「剣の舞」

    東京藝術大学を卒業後、「現代音楽のスペシャリスト」として、国内外で本格的な演奏活動を開始しした多久さん。

    新日本フィルハーモニー管弦楽団をはじめとする日本有数のオーケストラと協奏曲を共演し、ソリストとしての地位を確立していきます。

    楽譜通りに音を奏でるだけでなく、自身で編み出した無数のオリジナル奏法や超絶技巧を駆使し、楽曲に新たな命を吹き込んでいく多久さん。

    革新的なスタイルは国内外の作曲家からも高く評価され、多久さんために書かれた新作の初演を任されることも少なくありません。

    とはいえ、とってもユーモア満載の人物でもあります!(公式Instagramより)

    多久潤一朗さんの多彩な音楽活動

    出典:YouTube

    多久さんの活動は、ソリストとしての演奏だけにとどまりません。

    トリオでの活動、作曲、そしてスタジオミュージシャンとして、その才能を多方面で発揮しています。

    次世代型フルートトリオ「MAGNUMTRIO」

    2006年、東京藝術大学在学中に、多久さんは神田勇哉さん、梶原一紘さんと共に次世代型フルートトリオ「MAGNUMTRIO(マグナムトリオ)」を結成し、リーダーを務めています。

    トリオの最大の特徴は、ピッコロからコントラバスフルートまで、あらゆる種類のフルート属の楽器を駆使し、特殊奏法や超絶技巧をふんだんに盛り込んだパフォーマンス。

    コンサートでは、もはや「クラシックコンサート」という言葉だけでは表現できない、エンターテインメント性の高い音楽体験で、観客を楽しませてくれます!

    その人気は国内に留まらず、イギリス、カナダ、ロシア、韓国など、世界各国の音楽祭から招聘されるなど、国際的にも高い評価を得ています。

    出典:YouTube
    マグナムトリオさんの演奏。フルートの常識が覆りますよ!

    独学で才能を開花させた作曲活動

    演奏家としてだけでなく、作曲家としても才能あふれる多久。

    なんと、作曲は完全に独学で学んだというから驚きです。

    作品は、民族楽器オーケストラのための『地球管弦楽』や、新国立美術館で開催された「オルセー美術館展」のテーマ曲など、多岐にわたります。

    中でも、フルート独奏曲『虹』は、その音楽性と技術的な要求の高さから、「日本木管コンクール」の選択課題曲に採用されました。

    自身の作品が公式なコンクールの課題曲に選ばれるというのは、作曲家として非常に名誉なことであり、彼の作曲能力の高さを証明しています。

    ちなみにフルートは木管楽器です。

    あの有名作品にも参加!スタジオミュージシャンとしての顔

    実は、私たちは知らず知らずのうちに多久さんのフルートの音色を耳にしているかもしれません。スタジオミュージシャンとしても極めて多忙で、年間100本を超えるテレビ、CM、映画、ゲーム音楽などのレコーディングに参加しているとのこと。

    ピッコロからバスフルート、さらには世界各国の民族笛まで演奏できるマルチな才能は、劇伴音楽の世界で引っ張りだこの存在です。

    特に、作曲家の菅野よう子さんの作品には数多く参加しています。

    主な参加作品一覧

    • アニメ: 『鬼滅の刃』、『ユーリ!!! on ICE』、『マクロスF』
    • ゲーム: 『スーパーマリオ オデッセイ』、『ゼルダの伝説』シリーズ
    • 映画: 『海街diary』、『のだめカンタービレ 最終楽章』(首席フルート奏者兼ピアニカソリスト)
    • ドラマ: 大河ドラマ『おんな城主 直虎』、NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』
    • アーティスト: 米津玄師『STRAY SHEEP』(アルバム)
    • 教育番組: 『おかあさんといっしょ』、『いないいないばぁ』

    誰もが知る国民的な作品ばかりですよね!

    多彩な音色を巧みに操り、作品の世界観を深めるその演奏は、日本のエンターテインメント業界に欠かせない存在と言えるでしょう。

    多久潤一朗さんの革新的な演奏スタイル

    出典:YouTubeYuya KANDA Flute様オフィシャル・チャンネルより

    「革命児」と称される多久さんの演奏は、何がそれほど特別なのでしょうか。そのスタイルの特徴を3つのポイントで解説します。

    1. 独創的な奏法と超絶技巧:
      自身で編み出した無数の特殊奏法(重音奏法、タングラム、循環呼吸など)を自在に操り、フルート一本でオーケストラのような多彩な音響空間を創り出します。
    2. 楽器の概念を超える発想力:
      フルート属の楽器だけでなく、バーンスリ(インドの横笛)やティンホイッスル(アイルランドの笛)など、世界各国の民族笛も演奏します。
      その発想はさらに飛躍し、「管(くだ)のある物なら何でも楽器になる」という信念のもと、後述する「ちくわ笛」を生み出しました。
    3. エンターテインメント性の高いパフォーマンス:
      超絶技巧を駆使した難曲をいとも簡単に演奏する姿や、様々な楽器を持ち替えて聴衆を飽きさせないステージングは、まさに極上のエンターテインメント。
      クラシック音楽に馴染みのない人でも、誰もが楽しめるコンサートを作り上げています。

    「ちくわ笛」で大バズり!メディアでの活躍

    多久潤一朗さんの名を一躍世に知らしめたのが、上の動画で紹介した「ちくわ笛」の存在です。

    新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛期間中、SNSに投稿した「ちくわ笛の作り方・吹き方」という動画が大きな話題を呼びました(バズるってやつです)。

    食品のちくわにストローで数カ所穴を開け、見事な音色を奏でる映像は瞬く間に拡散され、多くの人を驚かせました。

    この「ちくわ笛」がきっかけとなり、『月曜から夜ふかし』『情報7days ニュースキャスター』『シューイチ』『題名のない音楽会』など、数多くの人気テレビ番組に出演。

    そのユニークなキャラクターと確かな演奏技術で、クラシックファン以外の層にも広く認知されるようになりました。

    もしかしたら、この記事の読者の方も、ご覧になった方がいるのではないでしょうか?

    多久潤一朗さんは結婚して妻(嫁)がいる?

    これほど多才で魅力的な多久さんですが、プライベートは謎に包まれています。

    特に、結婚して妻(嫁)がいるのか気になる方も多いのではないでしょうか。

    調査したところ、2025年現在、多久潤一朗さんが結婚している、あるいは妻がいるという確実な情報は見つかりませんでした。

    過去には、2012年の自身のブログで、新しいフルートの頭部管を探す様子を「嫁探し」に例えて投稿したことがあり、この時点では独身であった可能性が高いと考えられます。

    現在44歳という年齢を考えると、結婚していても全く不思議ではありませんが、ご本人がプライベートについて公言していないため、詳細は不明です。

    音楽活動に専念するため、あえて公表していないのかもしれませんね。

    多久潤一朗さんのコンサート情報

    出典:YouTube
    清塚さんとのコラボも素敵ですね!

    多久潤一朗さんの生演奏を聴いてみたい!という方のために、2025年10月以降に予定されている主なコンサート情報をまとめました(すべてではありませんのでご注意を!)

    アメブロの更新頻度がかなり高いので、こちらもチェックしてみてください!

    (※公演によっては満席・中止の可能性もあるため、お出かけの際は必ず公式サイト等で最新情報をご確認ください。)

    公演日公演名会場
    2025/10/3(金)フルートアンサンブルSPUMANTINA公演スペースDo (東京)
    2025/10/25(土)Concert for KIDS ~0才からのクラシック~J:COM浦安音楽ホール (千葉)
    2025/11/16(日)0歳から聴けるオーケストラコンサート「音楽の森」御殿場市民会館 (静岡)
    2025/11/26(水)Concert for KIDS ~そらくんといっしょ!~豊洲シビックセンターホール (東京)
    2025/11/29(金)第203回毎日ゾリステン横浜みなとみらいホール (神奈川)

    特に、ソニー音楽財団が主催する「Concert for KIDS」シリーズへの出演が多く、子どもたちに音楽の楽しさを伝える活動にも力を入れていることがわかります。

    ちくわ笛の生演奏が聴けるチャンスもありそうですね!

    公式Xでも近況をチェックしてみましょう!

    多久潤一朗さんの経歴・プロフィール:まとめ

    今回は、フルート奏者の多久潤一朗さんについて、経歴からプライベート、最新のコンサート情報まで詳しく紹介しました。

    最後に、この記事のポイントをまとめます。

    • プロフィールと経歴: 1981年生まれ、東京藝術大学卒。日本クラシック音楽コンクールで優勝経験のある実力派。
    • 多彩な音楽活動: ソロ活動のほか、「MAGNUMTRIO」のリーダー、作曲家、スタジオミュージシャンとして幅広く活躍。
    • スタジオワーク: 『鬼滅の刃』『スーパーマリオ』『おんな城主 直虎』など数々の有名作品のレコーディングに参加している。
    • 革新的な演奏スタイル: 自身で編み出した特殊奏法や民族楽器を操り、エンターテインメント性の高い演奏で観客を魅了する。
    • 「ちくわ笛」で話題に: SNSへの動画投稿をきっかけにテレビ出演が急増し、お茶の間でも人気者に。
    • 結婚・私生活: 現在、結婚して妻がいるという公式な情報はなし。プライベートは明かされていない。

    クラシック音楽の伝統を深くリスペクトしながらも、そこに留まらず、常に新しい表現を模索し続ける多久潤一朗さん。

    その唯一無二のパフォーマンスは、これからも多くの人々に驚きと感動を与えてくれに違いありません!

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