今回は楽器を売却することをお考えの方に向けて紹介します。
というのも、趣味の一環で購入したけれど使わなくなった楽器や、
学生時代に使っていた楽器をそのままにしておくのはもったいないかもしれません。
実は、楽器は中古市場でも根強い需要があり、高値で売れる可能性があります。
本記事では、楽器を売るベストなタイミングや高値で売るためのコツ、
初心者でも簡単に始められる方法を具体的にご紹介します。
また後半では、売却する際の注意点やおすすめ業社も紹介していますので、
ぜひ最後まで読んで参考にしてください!
楽器売却をお考えの方は、コチラの記事も参考になりますよ。
楽器を売却するベストなタイミングとは?
意外に思われるかもしれませんが、
楽器を売却する際にも適したシーズンがあります。
そのため、できるだけ需要が高まる時期を狙うのが楽器を売る際のコツです。
また、シーズンごとにキャンペーンを行なっている買取業社もあるため、
お得な時期を見計らって売却するのもポイント。
とはいえ、初めて楽器を売却する方は、まずは以下の項目をチェックしてみてください👇👇。
シーズンごとの需要を活用する
楽器を売るなら、需要が高まるシーズンを狙うのがポイントです。
たとえば、
- 新学期(3–4月): 吹奏楽部に入る学生や初心者が新しい楽器を探す時期。
- 夏休み(7—8月): 趣味を始める社会人が増える時期。
- 年末年始(12—1月): 特にギフト需要が高まります。
これらの時期には、需要が一気にアップするため、買取価格も上昇する傾向にあります。
とくに新学期の時期が狙い目。
市場のトレンドを把握する
最近では、ヴィンテージギターや限定モデルの楽器が注目されています。特定のブランドやモデルが流行しているタイミングで売ることで、より高値での取引が期待できます。
自分のライフイベントを契機にする
引っ越しや断捨離を考えているタイミングも、楽器を売る絶好のチャンスです。これを機に、家のスペースを有効活用しながら収入も得られます。
楽器を高値で売却するためのコツ5選
せっかく楽器を売却するなら、高く買い取ってもらいたいですよね。
少しでも査定価格を上げるためには、実はいくつかポイントがあります。
できる範囲で大丈夫なので、次の5つのステップを参考にしてみてください。
楽器を売却コツ(1): メンテナンスで価値をアップ
楽器を売る前に、簡単なメンテナンスを行うことで印象が大きく変わります。
- 清掃: ホコリや汚れを取り除くだけで見栄えが良くなります。
- 調整: 弦楽器の弦を張り替えたり、ピアノの調律を行うことで査定額がアップすることも。
ただ、ピアノの調律はそれ自体に結構な費用がかかるので、参考までにということで。
楽器を売却コツ(2): 写真と説明文を工夫する
オンラインで売却する場合、写真と説明文の質が価格を左右します。
- 写真: 自然光を利用し、全体像だけでなく、ロゴや傷の有無もわかるように撮影しましょう。
- 説明文: 購入時期や使用頻度、付属品の有無など、具体的な情報を記載します。
傷がある場合でも、きちんと業社に伝えることを心がけましょう。
ギターやシンセサイザーのような持ち運びができる楽器の場合は、
カバーの有無も伝えておくと良いでしょう。
楽器を売却コツ(3): 査定額の比較を徹底する
複数の買取業者やサービスを利用して、査定額を比較しましょう。
「近くに取り扱い店舗がない」という方も多いかもしれません。
でも最近では、「全国無料出張査定」を実施する業社も増えてきています。
なので、遠方にお住まいの方は出張査定を利用するのがおすすめです。
そのほか、
- オンライン査定: 手軽に相場を確認できる。
- 店舗査定: 楽器の実物を見てもらえるため、正確な価格が出やすい。
など、さまざまな査定方法があります。
楽器を売却コツ(4): 売却のタイミングを見極める
季節ごとの需要だけでなく、音楽フェスやコンサートシーズンに合わせて売るのも効果的です。
上記の「ベストなタイミング」に売却したり、キャンペーンを利用すると査定額がアップも期待できますよ。
楽器を売却コツ(5): 信頼できる業者を選ぶ
買取業者を選ぶ際は、口コミや評価を確認することが重要です。
極端に低価格で買い取られることのないよう、いくつかの業社を比較するのが大切。
注意点については、👇👇に書いていますので、そちらを参考にしてください。
そのほか、
- 公式認定店や大手買取業者は安心して利用できます。
- トラブル防止のため、契約内容を事前に確認しましょう。
双方の合意があれば、その場で「現金払い」となるケースもありますが、
契約内容に関する書類等があればきちんと確認しましょう。
初心者でも簡単!楽器売却の流れを解説
どの買取業社も、楽器を査定してからの買取となります。
細かい手続きは業社により異なりますが、
買取までの手順はおおむね以下の通りです。
ステップ1: 査定申し込み
まずはオンラインまたは店舗で査定を依頼します。
必要な情報を事前に準備しておくとスムーズです。
たとえば、
- 楽器のブランド名、モデル名
- 購入時期と購入価格
- 使用状況や付属品の有無
など。
忘れて購入時期について忘れてしまった場合は、
そのむねを業社に伝えて、わかる範囲で回答してください。
ステップ2: 査定結果の確認
複数の業者に依頼し、提示された査定額を比較します。
交渉可能な場合もあるので、希望金額がある場合は伝えてみましょう。
場合によっては「別の業社にも依頼している」ということを、
正直に伝えるのもOKです。
ステップ3: 売却と引き渡し
売却先が決まったら、店舗に持ち込むか出張買取を利用します。
オンラインの場合は、梱包材が提供される場合も多いので、簡単に発送できます。
また、全国出張査定を行なっている業社もありますので、
webサイトや電話などで事前に確認すると良いでしょう。
楽器を売却する際の注意点
後悔しない売却のためには、以下のことに注意しておくと良いかもしれません。
前もって事前準備することで、気持ちの良い取引ができるようになりますよ。
相場価格を把握する
ブランドやモデルによって価格が異なるため、事前に相場を調べておきましょう。
たとえば、
- ヤマハのピアノ: ¥100,000以上で取引されることも。
- フェンダーのエレキギター: モデルによっては¥50,000以上の価値があることも。
持っている楽器がどれくらいの価格で売却できるのか知っておけば、
売ったあとに後悔しなくてすみますよね。
あくまでも相場ですが、
きちんと確認することが大切です。
詐欺やトラブルを防ぐ方法
個人間取引を利用する場合は、支払い方法や取引内容を明確にしておきましょう。
不審な業者には注意が必要です。
筆者がおすすめするのは、いくつかの業社を比較検討すること。
少し手間がかかりますが、トラブルを避けるためにはこれが重要かと。
たとえば、こんな感じ👇で比較検討することをおすすめします。
業社名 | 売却価格 |
---|---|
業社A | 〇〇〇〇円 |
業社B | 〇〇〇〇円 |
業社C | 〇〇〇〇円 |
業社D | 〇〇〇〇円 |
多くの業社では、売却前に事前査定をしてくれるので、
極端に査定が低い場合もこれですぐにわかるようになるはずです。
楽器を売却する際の法律や手続き
未成年が楽器を売却する場合、保護者の同意が必要な場合があります。
また、高価な楽器を売却した際の所得税についても確認しておきましょう。
楽器に限らず、物を売った際には税金がかかるケースがあります※。
参考|澤田匡央税理士事務所|高価な楽器を売却したときの税金
結論: 迷ったら行動を!最適な売却先を見つけてスタートしよう
楽器を売るのは、思い立ったときが最良のタイミングです。
初心者でも簡単に始められる方法を参考にして、信頼できる業者を選び、
高値での売却を目指しましょう。
新しい楽器の購入をお考えの方は、
コチラの記事が参考になります👇👇