小曽根真の経歴・プロフィール!評価や評判、コンサート情報についてもリサーチ!

    40年以上にわたり、常に音楽の新たな地平を切り拓き続けるピアニスト、小曽根真さん。

    その圧倒的なテクニックと遊び心に満ちた即興演奏は、世界中の聴衆を魅了してやみません。

    この記事では、日本が世界に誇る音楽家・小曽根真さんの輝かしい経歴やプロフィール、国内外からの評価や評判、そして妻・神野三鈴さんとの素敵な関係性、さらにはファン待望の最新コンサート情報まで、徹底的にリサーチしてお届けします!

    >>アマゾン:小曽根真さんの関連アイテムはこちら!

    小曽根真さんの経歴・プロフィール

    出典:YouTube

    まずは、その音楽性の原点に迫るべく、小曽根真さんの基本的なプロフィールと経歴を紹介します。

    項目内容
    名前小曽根 真(おぞね まこと)
    生年月日1961年3月25日
    出身地兵庫県神戸市
    学歴バークリー音楽大学 ジャズ作・編曲科 首席卒業
    職業ジャズピアニスト、作曲家、プロデューサー
    受賞歴紫綬褒章(2018年)、グラミー賞ノミネート(2003年)ほか多数

    神戸で生まれた小曽根さん。

    ジャズオルガン奏者であった父・小曽根実さんの影響で、ごく自然に音楽に親しむ環境で育ちました。

    5歳でクラシックピアノを始めますが、小曽根さんの運命を決定づけたのは12歳の時。

    ラジオから流れてきたオスカー・ピーターソンのソロ・ピアノに雷に打たれたような衝撃を受け、「これだ!」とジャズピアニストになることを固く決意します。

    小曽根真さん:世界デビューからグラミー賞ノミネートまでの軌跡

    出典:YouTube
    ガーシュウィン作曲「ラプソディー・イン・ブルー」

    小曽根さんの才能は、日本国内に留まることなく、すぐに世界へと羽ばたいていきます。

    高校卒業後に渡米し、世界屈指の音楽大学であるバークリー音楽大学に入学。

    ジャズ作・編曲科で才能をさらに開花させ、1983年に首席で卒業するという偉業を成し遂げます。

    その才能はすぐにレコード会社の目に留まり、卒業と同じ1983年、アメリカの名門レーベルCBSと日本人として初めて専属契約を結び、アルバム『OZONE』で全世界デビュー。これは日本のジャズ史における画期的な出来事でした。

    デビュー以降、その活動はさらに加速します。

    ヴィブラフォン奏者のゲイリー・バートン、ジャズピアノの巨匠チック・コリア、サックス奏者のブランフォード・マルサリスなど、ジャズ界のレジェンドたちと次々に共演。

    世界トップレベルのミュージシャンたちと渡り合う中で、自身の音楽を磨き上げていきました。

    そして2003年、ゲイリー・バートンとのデュオアルバム『ヴァーチュオーシ』が、第45回グラミー賞「クラシカル・クロスオーバー・アルバム」部門にノミネート。名実ともに世界のトップピアニストの仲間入りを果たしています。

    >>アマゾン:小曽根真さんの関連アイテムはこちら!

    小曽根真さんの評価と評判は?国内外が絶賛する音楽性

    出典:YouTube

    小曽根真さんの演奏は、世界中のメディアや評論家から極めて高い評価を受けています。

    • ドイツの新聞は「比類のない演奏で、観客は魅了され大絶賛した」と報じました。
    • イギリスのスコッツマン紙は「常に発明的でエンターテインメント性に富む」と称賛。
    • イギリスのガーディアン紙は、クラシックとジャズを見事に共存させる音楽性を「巧妙で真に音楽的な共存」の好例として高く評価しています。

    小曽根さんの音楽の最大の特徴といえば、ジャズとクラシックという二つの異なる世界を自由に行き来できることです!

    ニューヨーク・フィルハーモニックやシカゴ交響楽団といった世界一流のクラシック・オーケストラとも日常的に共演。

    ガーシュウィンやモーツァルトラフマニノフなどの協奏曲を演奏する一方で、同じステージで即興のカデンツァを披露するなど、他の誰にも真似できないスタイルを確立しています。

    2010年には、ショパンの作品に独自の解釈で取り組んだアルバム『ロード・トゥ・ショパン』が評価され、ポーランド政府から「ショパン・パスポート」を授与されるなど、クラシック界からもその実力はお墨付き。

    音楽評論家たちは、小曽根さんの演奏を「緻密な構成力と遊び心、そして空間を超越するかのようなスケール感」と評します。

    楽譜を深く読み込む知性と、その場の空気を感じて音を紡ぎ出す即興性。この両輪を兼ね備えているからこそ、小曽根さんの音楽は聴く人の心をつかんで離さないのでしょうね!

    結婚と妻・神野三鈴とのパートナーシップ(再婚の噂は?)

    出典:YouTube

    小曽根さんの音楽活動を公私にわたって支えているのが、妻で女優・神野三鈴(かんのみすず)さんです。

    インターネット上では「再婚」というキーワードが見られますが、信頼できる情報源において離婚歴は確認されておらず、神野さんが唯一の妻であるようです。

    二人の出会いは、1995年の阪神・淡路大震災がきっかけだったとのこと。

    震災後、神野さんが企画したチャリティーコンサートに、小曽根さんは「名前なんて出さなくていいから」と二つ返事で出演を快諾。その人間性に感銘を受けた神野さんは、初対面の瞬間に「全然タイプじゃないけど、この人と結婚する」と直感したそうです。

    神野三鈴さんInstagram

    その直感は正しく、二人は出会って2ヶ月で婚約、わずか4ヶ月で結婚という超スピード婚を果たします。当初は、小曽根さんの家族や親友から「真は結婚に向いていない」と猛反対されたそうですが、現在では結婚約30年を迎えるおしどり夫婦として知られています。

    お二人の間にお子さんはいませんが、互いの芸術活動を深く理解し、尊重し合う理想的なパートナーシップを築いています。

    また、コロナ禍には、自宅から53日間連続でライブ配信『Welcome to Our Living Room』を行うなど、その仲睦まじい姿が多くの人々に感動と癒やしを与えました。

    最新プロジェクト:進化し続ける音楽

    60代を迎えてもなお、小曽根さんの創作意欲はとどまることを知りません。

    近年は、若手音楽家の育成や新たなユニット結成など、精力的に活動の幅を広げています。

    世界中のミュージシャンと進化し続ける小曽根さん(公式Instagramより)

    新トリオ「TRiNFiNiTY(トリンフィニティ)」

    2024年に結成された、若手実力派の小川晋平さん(ベース)、きたいくにとさん(ドラムス)との新トリオ。「Trio(トリオ)」と「Infinity(無限)」を掛け合わせた名前の通り、無限の可能性を秘めたサウンドで注目を集めています。

    ニューヨークで録音された1stアルバム『Trinfinity』をリリースし、国内外でツアーを敢行。そのアグレッシブでスリリングな演奏は、新たなファン層を確実に広げています。

    参考|universal music japan|若手俊英との新トリオ“Trinfinity”を結成!NY録音の1stアルバム発売決定!

    ビッグバンド「No Name Horses」20周年

    2005年に結成された、小曽根さんが率いるビッグバンド「No Name Horses」が2025年(今年)に結成20周年を迎えます。

    新メンバーを迎え、記念アルバム『Day 1』をリリースするなど、そのサウンドはさらに進化を遂げています。個々のメンバーの高い技術と、小曽根さんの緻密なアレンジが融合したゴージャスなサウンドは圧巻の一言です!

    >>アマゾン:小曽根真さんの関連アイテムはこちら!

    若手育成プロジェクト「From OZONE till Dawn」

    妻の神野さんと共に主宰する、次世代のジャズミュージシャンを発掘・育成するプロジェクトにも力を入れています。自身の経験を惜しみなく若手に伝え、日本の音楽界全体の未来を見据えています。

    小曽根真さんのコンサート情報(2025年9月以降)

    出典:YouTube

    「2025年は世界を5周する予定」と語る小曽根さん。

    その言葉通り、国内外での公演が目白押しです。

    ここでは、2025年9月以降の主なコンサート情報をご紹介します。(※最新情報は公式サイト等でご確認ください)

    【国内公演】

    • 9月14日(日)・15日(月・祝): 長野・八ヶ岳高原音楽堂(14日:TRiNFiNiTY / 15日:ソロ)
    • 9月17日(水)・18日(木): 東京・ブルーノート東京(TRiNFiNiTY)
    • 9月20日(土): 山梨・河口湖円形ホール(ソロ)
    • 9月21日(日): 山梨・河口湖ステラシアター(富士山河口湖ピアノフェス)
    • 9月25日(木): 大阪・ビルボードライブ大阪(TRiNFiNiTY)
    • 10月5日(日): 東京・Bunkamuraオーチャードホール(東京フィル定期演奏会)
    • 10月16日(木): 東京・サントリーホール(東京フィル定期演奏会)
    • 12月10日(水): 北海道・札幌コンサートホールKitara(No Name Horses)
    • 12月19日(金): 福岡・福岡市民ホール(No Name Horses)

    【海外公演】

    • 10月28日(火): ドイツ・ベルリン・フィルハーモニー(チョン・ミョンフン指揮)
    • 2026年5月27日(水): イギリス・ロンドン・カドガンホール(ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団共演)

    ソロ、トリオ、ビッグバンド、そしてオーケストラとの共演と、多彩なフォーマットで彼の音楽を体験できる絶好の機会が満載です!

    小曽根真さんの経歴・プロフィール:まとめ

    今回は、世界的ピアニスト・小曽根真さんについて、その輝かしいキャリアからプライベート、そして最新の活動までを詳しくご紹介しました。ジャズの伝統に深く根ざしながらも、クラシックや作曲、教育へとその翼を広げ、常に進化を続ける彼の姿は、まさに「音楽の求道者」そのものです。

    【この記事のポイント】

    • 小曽根真さんは、神戸出身で40年以上にわたり世界の第一線で活躍するジャズピアニスト。
    • ジャズとクラシックの両分野で国際的に高く評価され、世界トップクラスのオーケストラとも多数共演。
    • 妻は女優の神野三鈴さんで、互いの活動を支え合う理想的なパートナーとして知られる。
    • その演奏は「常に発明的」と海外メディアからも絶賛され、紫綬褒章など受賞歴も多数。
    • 近年は新トリオ「TRiNFiNiTY」や結成20周年のビッグバンド「No Name Horses」で精力的に活動中。
    • 2025年以降も、ベルリン・フィルハーモニーでの公演など、国内外で大規模なコンサートが予定されている。

    彼の指先から紡ぎ出される魔法のような音楽は、これからもジャンルや国境を超え、世界中の人々の心に感動と興奮を届け続けてくれるに違いありません!

    最新記事一覧