クラシック音楽界で、ひときわ異彩を放つヴァイオリニスト・石上真由子さん。
その卓越した演奏技術と深い音楽性はもちろんのこと、彼女のキャリアで最も注目されるのは「医師免許を持つヴァイオリニスト」という他に類を見ない経歴。
国内外のコンクールで輝かしい成績を収め、ソリスト、室内楽奏者として多岐にわたる活動を展開する彼女の素顔に迫ります。
この記事では、石上真由子の驚くべき経歴やプロフィール、気になる結婚相手の存在、そして石上さんの音楽を育んだ家族についてリサーチしました。
現在の精力的な活動や最新のコンサート情報まで、ぜひ参考にしてください!
石上真由子さんのプロフィール
出典:YouTube
サン=サーンス作曲「ヴァイオリン協奏曲第3番」
まずは、いつものように石上真由子さんの基本的なプロフィールを一覧で見ていきましょう。
項目 | 内容 |
名前 | 石上 真由子(いしがみ まゆこ) |
生年月日 | 1991年 |
出身地 | 京都府京都市 |
学歴 | 京都府立医科大学医学部 卒業 |
資格 | 医師免許 |
職業 | ヴァイオリニスト |
公式サイト | mayukoishigami.com |
石上真由子さんの経歴を紹介!
出典:YouTube
バッハ作曲「ゴルドベルク変奏曲」より
音楽と医学という二つの道を同時に、しかも高いレベルで追求してきた石上さん。
そんな石上さんんがどのようにして唯一無二のキャリアを築き上げたのか、その軌跡をたどります。
音楽と医学、二つの夢の始まり
京都市で生まれた石上真由子は、5歳でヴァイオリンを手にします。
その才能は早くから開花し、わずか8歳でローマ国際音楽祭に招待されるなど、幼少期から国際的な舞台を経験していました。
一方で、音楽と同じくらい強い憧れを抱いていのが「医師」だったそうです。
きっかけは、近所にいた小児科の女性医師の存在。「お医者さんになってくれたら、うれしいな」という言葉に「やります」と約束した少女時代の決意が、石上さんを医学の道へと導いたのだそう。
高校2年生の時には、若手音楽家の登竜門である第77回日本音楽コンクールで第2位に入賞。聴衆賞も受賞し、音楽界で大きな注目を集める存在となりながらも、初志を貫徹し、京都府立医科大学医学部に進学します。
大学時代は、音楽活動と過酷な医学の勉強を両立。腫瘍の手術に興味を持ち、消化器外科医を目指していましたが、大学6年生の時、人生の大きな決断を下します。「研修医になったら音楽をする時間がなくなる」。そう考えた石上さんは、医師免許を取得した上で、プロの音楽家として生きる道を選択したのです。
インタビューで自身の医師免許のことを「ペーパードライバーの運転免許証みたいな状態」と語っています※。
参考|日経新聞インタビュー|医師とバイオリニスト、2つの夢を生きる 石上真由子
世界が認めた才能と受賞歴
音楽の道に専念することを決意した石上さん。その後、国内外の数々のコンクールで、その実力が評価されます。以下にこれまでの受賞歴を紹介しますね。
- 第77回日本音楽コンクール(2008年): 第2位、聴衆賞、E・ナカミチ賞
- 第7回ルーマニア国際音楽コンクール(2011年): 弦楽部門第1位、全部門最優秀賞、コンチェルトデビュー賞
- 第5回宗次エンジェルヴァイオリンコンクール(2015年): 第4位
- 第14回チェコ音楽コンクール(2016年): ヴァイオリン部門第1位
- バルトークコンクール(2017年): 特別賞
- 第29回青山音楽賞(2019年): 青山賞
- 第43回京都府文化賞奨励賞(2025年):
とくにルーマニア国際音楽コンクールでの全部門最優秀賞は、石上さんの才能が世界レベルであることを証明する快挙と言えるでしょう。
ちなみに、ルーマニアの作曲家・バルトークについてはこちらの記事で紹介しています!
石上真由子さんの結婚相手は?プライベートをリサーチ
出典:YouTube:ぶらあぼオフィシャルチャンネル様より
これほど華々しい経歴を持つ石上真由子さんですが、そのプライベート、特に結婚については多くの人が関心を寄せています。
結論から言うと、2025年現在、石上真由子が結婚しているという公式な発表や確実な情報はありません。
彼女自身のSNSで「夫」という言葉が使われたことがあるようですが、それがどのような文脈での発言だったのか、また具体的なお相手が誰なのかといった詳細は一切公表されていません。
音楽活動に真摯に向き合う姿勢と同様に、プライベートな事柄は非常に慎重に扱っているようですね!
ソリストとして、また室内楽奏者として世界中を飛び回る多忙な日々を送る彼女にとって、今は音楽活動に集中する時期なのかもしれません。
石上真由子さんの音楽的ルーツは音楽一家にあり
石上さんの豊かな音楽性は、どのような環境で育まれたのでしょうか。
その答えは、どうやら家族にあるようです。
石上さんの家は、まさに「音楽一家」と呼ぶにふさわしい環境でした。
- 叔父(母の弟): アマチュアながら京都大学交響楽団でコンサートマスターを務めるほどの腕前を持つヴァイオリニスト。
- 母と祖父母: 大のクラシック音楽好き。
幼い頃から、当たり前のようにコンサートホールに連れて行ってもらい、家ではLPレコードで往年の巨匠たちの名演奏が流れていたとのこと。
母親はそれらの音源をカセットテープにダビングし、彼女は一日中ヘッドフォンで聴いていたそうですよ!
3歳で始めたエレクトーンの練習をサボりがちになった時、両親が「別の楽器は?」と差し出したのがヴァイオリンでした。幼い頃から良質な音楽に触れ、身近にヴァイオリンを弾く存在がいたことが、石上さんを自然とヴァイオリニストの道へと導いたのかもしれませんね!
現在の活動と今後の展望【コンサート情報】
出典:YouTube
医師免許を持つというユニークな背景を持つ石上真由子さんは、現在もその知性と探究心を生かし、非常に精力的かつ多岐にわたる活動を展開しています。
多彩な顔を持つ演奏活動
彼女はソリストとしてオーケストラと共演するだけでなく、以下のような様々な活動に情熱を注いでいます。
- Ensemble Amoibe(アンサンブル・アモイベ): 自身が主宰する室内楽シリーズ。
- 長岡京室内アンサンブル、アンサンブル九条山: メンバーとして参加。
- CHANEL Pygmalion Daysアーティスト: 若手アーティストを支援するシャネル・ネクサス・ホールでの活動。
とくに、石上さんが企画するコンサートは、明確なテーマ性を持つことで知られています。「死と生」や「涅槃」といった哲学的なテーマを探求したり、作曲家たちの意外な側面に光を当てたりと、単なる演奏会に留まらない、知的でユニークなコンセプトが特徴です。
公式Instagramより引用
最新CD情報
2025年8月6日には、ピアニストの江崎萌子さんとのデュオアルバム『「他人の顔」~ヴァイオリン&ピアノ作品集』をキングレコードからリリースしました。
武満徹の「妖精の距離」や「他人の顔ワルツ」といった日本人作曲家の作品も収録されており、彼女の新たな音楽的挑戦が詰まった一枚となっています。
2025年9月以降の注目コンサート情報
精力的に演奏活動を行う彼女の、生演奏に触れられる機会は数多くあります。
ここでは2025年9月以降の注目の公演をいくつか紹介します。
日程 | イベント名 | 会場 |
2025年9月16日(火) | B→C ビートゥーシー | 東京オペラシティ リサイタルホール |
2025年9月20日(土) | 俊友会 特別演奏会 東京公演 | めぐろパーシモンホール |
2025年10月12日(日) | アンサンブル・パルテノぺ with 石上真由子 | 未定 |
2025年11月24日(月・休) | 石上真由子ヴァイオリンリサイタル | 宇治市文化センター・小ホール |
2026年3月6日(金) | 石上真由子ヴァイオリン・リサイタル | 浜離宮朝日ホール |
※公演の詳細はオフィシャルサイト等でご確認ください。
公式Xでも最新情報をご確認ください!
石上真由子さんの経歴・プロフィール:まとめ
今回は、医師免許を持つ異色のヴァイオリニスト・石上真由子について、その経歴からプライベート、現在の活動までを詳しくご紹介しました。医学で培われた論理的思考力と、音楽一家で育まれた豊かな感性。その二つを併せ持つ彼女だからこそ奏でられる音楽は、他に類を見ない深みと説得力を持っています。これからも彼女は、知性と情熱を武器に、クラシック音楽の新たな可能性を切り拓いていくことでしょう。
- ポイント1: 石上さんは京都府出身、京都府立医科大学を卒業し医師免許を持つ異色のヴァイオリニスト。
- ポイント2: 幼少期から音楽と医学の両方に強い関心を持ち、高いレベルで両立させてきた。
- ポイント3: 日本音楽コンクールやルーマニア国際音楽コンクールなど、国内外で数々の輝かしい受賞歴を誇る。
- ポイント4: 結婚については公表されておらず、プライベートは大切にされている。
- ポイント5: 音楽家の叔父や音楽好きの家族という恵まれた環境が、音楽的ルーツとなっている。
- ポイント6: 現在はソリスト、室内楽奏者として幅広く活動し、テーマ性の高いコンサート企画やCDリリースも精力的に行っている。
この記事を読んで石上さんの演奏に興味を持った方は、ぜひ一度コンサートに足を運んでみてください。その知性と情熱が交差する唯一無二の音世界に、きっと心を奪われるはずです!