久末航の経歴・プロフィール|結婚してる?両親やリサイタル情報もリサーチ!

    今回は、国際的な舞台で活躍するピアニスト・久末航(ひさすえ わたる)さんを紹介します。

    インターネット上では「久松航」という誤った漢字で検索されることも多いようですが、正しくは「久末」さんです。

    2025年に開催された世界三大コンクールの一つ「エリザベート王妃国際音楽コンクール」において、日本人史上最高位となる第2位を受賞し、大きな注目を集めました。

    本記事では、久末航さんの異色の経歴や基本プロフィールから、ご家族のこと、そして気になるプライベートまでを詳しく解説します。

    この記事でわかること

    • 久末航さんの基本プロフィールと経歴
    • 理系志望だった高校時代から世界的ピアニストへの軌跡
    • これまでの輝かしいコンクール受賞歴
    • ご両親(父親・母親)の教育方針やエピソード
    • 結婚や妻に関する噂の真相
    • 2026年9月以降の最新リサイタル・コンサート情報

    筆者は3歳からピアノを開始。かれこれ30年以上ピアノに触れています。音大には行っておらず、なぜか哲学科修士号という謎の人生を送っています。

    久末航さんのプロフィール

    引用:YouTube

    まずは、久末航さんの基本的なプロフィールを表形式でご紹介します。現在はヨーロッパを拠点に活動されています。

    名前久末 航(ひさすえ わたる)※検索で多い誤記:久松 航
    生年月日1994年8月19日
    出身地滋賀県大津市(小野エリア)
    活動拠点ドイツ・ベルリン
    主な師事者辰巳晴生・美行、村上久仁子、田隅靖子、G.ミショリ、E.シュトロッセ、P.ドヴァイヨン、K.ヘルヴィヒ
    マネジメント株式会社AMATI(日本)、SBU & Partners Inc.(韓国)

    琵琶湖と山々に囲まれた自然豊かな滋賀県大津市で生まれ育った久末さん。

    3〜4歳の頃から家にあった電子ピアノをおもちゃ代わりに弾いていましたが、5歳の頃にモーツァルトの《トルコ行進曲》を聴いたことをきっかけに「どうしても自分で弾きたい」と自ら言い出し、本格的にピアノを習い始めたそうです。

    現在も生活の拠点をドイツのベルリンに置き、ソロリサイタルやオーケストラとの共演、室内楽など、1年の大半をヨーロッパ各都市や日本での演奏活動に費やしています。

    久末航さんの経歴・学歴(高校・大学)

    久末さんの経歴を語る上で欠かせないのが、一般的な「音楽エリート」のレールとは少し異なる、独自の道を歩んできたという点です。

    異例の進路!理系志望だった膳所高校時代

    中学時代からコンクールで実績を作り、2009年、中学2年生(14歳)で初のソロリサイタルを開催すると同時に、青山音楽賞新人賞を史上最年少で受賞※1するなど、将来を嘱望されていた久末さん。

    しかし高校は音楽専門の学校ではなく、滋賀県随一の進学校として知られる滋賀県立膳所(ぜぜ)高等学校に進学しました。

    高校時代は理系科目に強い興味を持ち、理学部への進学を目指して受験勉強に専念。

    しかし大学受験がうまくいかず、1年浪人して再挑戦するかどうか迷っていた時期に、久末さんの人生を変える出来事が起こります※2。

    ※出典1:しがぎん経済文化センターより
    ※出典2:らららクラシックインタビュー|1本の電話から始まった、ピアニスト久末航の音楽人生

    運命の電話からドイツ留学へ

    ドイツ・フライブルク音楽大学のピアノ教授であるギレアド・ミショリ氏から、突然国際電話がかかってきたのがきっかけです※3。
    ※出典3:らららクラシックインタビュー|1本の電話から始まった、ピアニスト久末航の音楽人生

    ミショリ教授とは、中学1年生の頃に大阪で開催されたマスタークラスで一度レッスンを受けて以来、6年間ほとんど連絡を取っていませんでした。

    にもかかわらず教授の方から「ドイツに留学してみないか」と誘いの電話があり、久末さんはこの偶然のタイミングに運命を感じ、ドイツ留学を決意します。

    その後、猛勉強の末にフライブルク音楽大学に合格し、ミショリ氏に師事。学士課程を最優秀の成績で修了。

    2015年にはパリ国立高等音楽院への交換留学を経験し、エマニュエル・シュトロッセ氏に師事。さらにベルリン芸術大学の大学院課程でも最優秀の成績を修めました。

    ドイツの重厚な構築力と、フランスの色彩豊かな表現力の両方を吸収し、現在の幅広い音楽性を確立していきました。

    久末航さんの輝かしいコンクール受賞歴

    引用:YouTube

    10代の頃から国内のコンクールで頭角を現していた久末さんですが、20代以降はヨーロッパの難関国際コンクールで次々と入賞を果たしています。これまでの主要な受賞歴は以下の通りです。

    コンクール名結果・賞
    2015年リヨン国際ピアノコンクール(仏)第1位 および聴衆賞
    2016年メンデルスゾーン全ドイツ音楽大学コンクール第1位 および特別賞
    2017年ミュンヘン国際音楽コンクール(独)第3位 および委嘱作品特別賞
    2024年第16回 ゲザ・アンダ国際ピアノコンクール(スイス)特別賞(ベートーヴェン賞、リスト・バルトーク賞)
    2025年エリザベート王妃国際音楽コンクール(ベルギー)第2位(日本人史上最高位)

    歴史的な快挙となったのが、やはり2025年の「エリザベート王妃国際音楽コンクール」での第2位受賞です。

    ご存じの通り、世界三大コンクールの一つであり、ファイナリストは外部との連絡を絶たれた施設で1週間隔離され、新作の現代曲を暗譜で仕上げるという過酷なルールで知られています。

    久末さんは30歳という、コンクール参加者としては比較的高い年齢での挑戦となりました。

    決勝ではブラームスの『ピアノ協奏曲第2番』を演奏し、テンポを急がず悠然とスケールの大きな音楽を展開したことが、審査員や聴衆から高く評価されました。

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    久末航さんの両親(父・母)はどんな人?

    インターネット上では「久松航 父」「久松航 両親」といったキーワードで検索されることもちらほら見られます。

    一部のウェブサイトでは「父親がコレペティトゥール(オペラの稽古ピアニスト)で母親が歌手」といった情報が出回ることがありますが、これは他の音楽家(アラベラ・美歩・シュタインバッハー氏など)の情報が誤って混同されたものであり、事実ではありません。

    実際のご両親はプロの音楽家ではなく、一般的なご家庭の出身です。

    しかし、家庭内にはクラシックに限らず、ジャズやロック、J-POPなど多様な音楽が日常的に流れる環境だったとのこと※。

    ※出典:日本製鉄株式会社インタビュー|世界は広い。さまざまな経験を重ね、“いまの自分”にしかできない音楽を奏でるより

    久末さんの父親について

    父親の職業や詳細なエピソードについて、公のインタビュー等で語られることは多くありません。

    しかし、理系大学への進学から一転してドイツの音楽大学への留学を決断した際や、数々の国際コンクールへの挑戦において、久末さんの意思を全面的に尊重し、温かく見守り、支援し続けてきた存在であることは間違いありません。

    久末さんの母親について

    久末さんがピアノを始める直接のきっかけとなったのは、母親が趣味で弾いていた電子ピアノでした。

    「ピアノを練習しなさい」と強制されたことは一度もなく、子どもの意思を最大限に尊重する自由な教育方針だったといいます※。
    ※出典:日本製鉄株式会社インタビュー|世界は広い。さまざまな経験を重ね、“いまの自分”にしかできない音楽を奏でるより

    母親の明るく大らかな人柄を示すエピソードも。

    久末さん自身は自分を繊細なタイプだと分析していますが、母親からは「あんた、意外と図太いよ!」と(関西のイントネーションで)笑い飛ばされたことがあるそうです。

    また、重圧のかかる2025年のエリザベート王妃国際音楽コンクールの直前には、母親から「なるようになる」という言葉をかけられ、それが緊張を解きほぐす大きな助けになったと語っています。

    久末航さんは結婚して妻がいる?

    久末さんが30代に突入し、世界的ピアニストとして名を馳せるようになったことで、「結婚しているのか」「妻はいるのか」と気になっている方も多いようです。

    結論から言うと、2026年現在、久末航さんが結婚している、あるいは妻がいるという公的な発表や確実な情報は見当たりません。

    現在はドイツのベルリンを生活の拠点としており、休日は現地の湖で泳いだり、ボルダリングを楽しんだりしながら、音楽的なインスピレーションを高める充実した単身生活を送っている様子がインタビュー等から窺えます。

    1年の大半を世界各地への演奏旅行に費やし、常に新しいレパートリーや現代音楽の録音に取り組むなど、今は音楽と向き合うことを最優先にしている時期なのかもしれません。

    久末航さんの最新リサイタル・コンサート情報(2026年9月以降)

    引用:YouTube

    最後に、久末航さんの生演奏を聴くことができる、2026年9月以降の主要なリサイタルやオーケストラとの共演情報をご紹介します。エリザベート王妃コンクール入賞後、日本国内はもちろん、ヨーロッパ各地でも数多くの舞台が控えています。

    この記事をお読みになるタイミングによっては、すでに終了している場合もあります。
    直近のリサイタル情報につていは、オフィシャルサイト等でご確認ください!

    • 2026年9月6日:Bunkamura オーチャードホール(東京) 盟友であるピアニスト・務川慧悟さんとの2台ピアノコンサート『Pianos’ Conversation 2026』に出演します。
    • 2026年9月11日・12日:すみだトリフォニーホール(東京) 沼尻竜典指揮・新日本フィルハーモニー交響楽団と共演し、ラヴェルの『左手のためのピアノ協奏曲』を披露する予定です。
    • 2026年12月6日:神奈川県立音楽堂(神奈川) 『音楽堂ホリデーアフタヌーンコンサート』として、ソロ・リサイタル(メンデルスゾーン、ラヴェル等のプログラム)が予定されています。

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    久末航さんの経歴・プロフィール:まとめ

    ご両親の自由な教育方針のもとでのびのびと育ち、技術の完璧さだけでなく「その瞬間に生まれる音楽」を大切にする久末さんの演奏は、多くの聴衆の心を打ってやみません。

    結婚に関する公な情報は今のところありませんが、ベルリンを拠点に音楽と真摯に向き合う姿は非常に魅力的です。

    2026年後半以降も日本やヨーロッパでのコンサートが目白押しですので、ぜひ一度、会場でその素晴らしい音色を体感してみてはいかがでしょうか。

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