五嶋みどりの経歴・プロフィール!結婚して夫がいる?現在の活動についてもリサーチ!

    五嶋みどりさんといえば、世界最高峰のヴァイオリニストの一人です。

    幼い頃から「天才少女」として注目を集め、今なおクラシック音楽界の第一線を走り続けるレジェンドでもありますね!

    しかし、五嶋さんの魅力は演奏活動だけにとどまりません。

    教育者、社会貢献家、そして国連ピース・メッセンジャーとして、音楽を通じて世界に愛と希望を届け続けています。

    この記事では、そんな五嶋みどりさんの輝かしい経歴やプロフィール、多くの人が気になる結婚や夫の存在といったプライベートな謎、そして教育や社会貢献にかける情熱に満ちた現在の活動まで、その多岐にわたる活動をリサーチしました。

    記事の後半では、コンサート情報も掲載していますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください!

    >>アマゾン:五嶋みどり関連アイテムはこちら!

    世界が認めるヴァイオリニスト・五嶋みどりさんとは?

    出典:YouTube

    五嶋みどりさんは、1971年大阪府生まれの、日本が世界に誇るヴァイオリニストです。活動名義は「Midori」としても知られています。

    わずか11歳で、巨匠ズービン・メータ率いるニューヨーク・フィルハーモニックと共演。

    センセーショナルな米国デビューを果たして以来、世界のトップオーケストラと共演を重ねてきました。その完璧な技術と、聴く者の魂を揺さぶる深い音楽性で、世界中の聴衆を魅了し続けています。

    一方、五嶋さんの活動はステージの上だけではありません。1992年に非営利団体「Midori & Friends」を設立して以来、音楽教育や社会貢献活動に情熱を注ぎ、その功績から2007年には国連ピース・メッセンジャーに任命されました。

    演奏家、教育者、社会貢献家という3つの顔を持ち、音楽の力を信じて世界を舞台に活躍する、まさに現代を代表するアーティストの一人と言えるでしょう。

    五嶋みどりさんのプロフィール

    出典:YouTube
    バッハ作曲「シャコンヌ」

    まずは、五嶋みどりさんの基本的なプロフィールを以下ににまとめました。

    項目内容
    名前五嶋 みどり(ごとう みどり)
    活動名義Midori
    英語名Midori Goto
    生年月日1971年10月25日
    年齢53歳(2025年時点)
    出身地大阪府枚方市
    国籍アメリカ合衆国(日本生まれ)
    学歴・ジュリアード音楽院(プレカレッジ)・ニューヨーク大学 ガラティン校 心理学部(magna cum laudeで卒業)・ニューヨーク大学 大学院 修士課程修了
    職業ヴァイオリニスト、教育者、社会貢献家
    家族母:五嶋 節(元ヴァイオリニスト)異父弟:五嶋 龍(ヴァイオリニスト)
    担当楽器ヴァイオリン

    五嶋みどりさんの経歴

    出典:YouTube
    ドヴォルザーク「ヴァイオリン協奏曲」

    「天才少女」から世界の巨匠へ。五嶋みどりさんが歩んできた道は、まさに伝説の連続です!
    その輝かしい経歴を振り返ってみましょう。

    幼少期と「タングルウッドの奇跡」

    母親である五嶋節さんの手ほどきで3歳からヴァイオリンを始め、6歳の時には大阪でパガニーニの難曲「24のカプリース」を演奏し、鮮烈な舞台デビューを飾ります

    その才能はすぐに世界に見出され、10歳で渡米。

    名門ジュリアード音楽院で学びながら、翌1982年、11歳でニューヨーク・フィルハーモニックと共演し、アメリカの聴衆に衝撃を与えました。

    そして、彼女の名を世界中に知らしめたのが、1986年、14歳の時に起きた「タングルウッドの奇跡」です。

    タングルウッド音楽祭で、レナード・バーンスタイン指揮のもと演奏していた際、なんと演奏中にヴァイオリンのE線が2度も切れるという前代未聞のアクシデントが発生。しかし、五嶋さんは少しも動じることなく、コンサートマスターのヴァイオリン、さらには副コンサートマスターのヴァイオリンを借り受け、見事に演奏を最後までやり遂げたのです。

    この奇跡的な出来事はニューヨーク・タイムズ紙の一面を飾り、「14歳の少女が、3つのヴァイオリンでバーンスタインを征服した」と絶賛。

    この事件こそが、Midoriは単なる天才少女ではなく、真のアーティストとして世界に認知されたきっかけでもありました。

    学問への探求と社会貢献活動の始まり

    15歳でジュリアード音楽院のプレカレッジを中退し、プロの演奏活動に専念しますが、五嶋さんの探求心は音楽だけにとどまりません。

    多忙な演奏活動のかたわら、2001年にはニューヨーク大学ガラティン校の心理学部をmagna cum laude(準最優等)という優秀な成績で卒業。その後、同大学院の修士課程も修了しています(やはり頭脳も優秀なようです・・・)

    この心理学への深い学びは、五嶋さんの音楽表現にさらなる深みを与えたのみでなく、後の教育・社会貢献活動への礎となりました。

    その第一歩が、1992年、21歳の時に設立した非営利団体「Midori & Friends」です。

    これは、経済的な理由などで質の高い音楽教育を受けられないニューヨーク市の子どもたちに、音楽を届けることを目的とした画期的な活動でした。

    演奏家としてのキャリアの早い段階から、音楽が持つ社会的な役割に目を向け、行動を起こしていたのには頭が下がりますね!

    弟の五嶋龍さんについてはこちらの記事で書いています。

    結婚して夫はいる?プライベートの謎に迫る

    世界的な名声を誇る一方で、五嶋みどりさんは自身のプライベートをほとんど公にしていません。

    とくに、結婚や夫の存在については、多くのファンが関心を寄せるテーマですが、その詳細は謎に包まれています。

    現在に至るまで、五嶋みどりさんが公式に結婚や夫の存在を発表したことはありません。

    しかし、大きなニュースとなったのが2014年のこと。

    当時42歳だった彼女は、第一子を妊娠・出産したことを公表しました。世界中から祝福の声が寄せられましたが、子どもの父親が誰なのか、夫がいるのかどうかについては一切明かされませんでした。

    一部では、精子バンクを利用して子どもを授かったのではないか、という噂も流れましたが、これらはあくまで憶測であり、本人からの言及はありません。

    プライバシーを非常に大切にし、音楽家としての自身とプライベートを明確に分けている五嶋さんの姿勢がうかがえますね!

    五嶋みどりさんの現在の活動【2025年最新】

    出典:YouTube
    社会支援活動をする五嶋みどりさん

    50代を迎えた今も、五嶋みどりさんの活動はますますエネルギッシュです。

    演奏家、教育者、社会貢献家として、世界を舞台に精力的な活動を続けています。

    教育者として:次世代の育成

    五嶋みどりさんは、トップクラスの教育者としても高く評価されています。

    長年、南カリフォルニア大学ソーントン音楽学校で教鞭をとり、2018年からはフィラデルフィアにある名門カーティス音楽院の教員も兼任。

    そして2025年秋からは、母校でもある世界最高峰の音楽学校ジュリアード音楽院の大学部門・弦楽器科の教員に就任することが発表され、大きな話題となりました。

    これらの功績が認められ、2025年には全米弦楽指導者協会(ASTA)から「アーティスト・ティーチャー・アワード」を授与されています。

    社会貢献家として:音楽を届ける活動

    五嶋さんのライフワークとも言えるのが、音楽を通じた社会貢献活動です。

    アメリカの「Midori & Friends」に加え、日本でも認定NPO法人「ミュージック・シェアリング」を設立。

    病院や特別支援学校、福祉施設など、普段コンサートホールに足を運ぶのが難しい人々の元へ、一流の音楽を届ける活動を続けています。

    とくにICEP(International Community Engagement Program)というプログラムでは、若手音楽家と共にアジア各国の恵まれない環境を訪れ、地域に根差した音楽交流を行っています。2024年12月にはネパールで活動し、その成果を2025年6月に日本で報告コンサートとして開催しました。

    また、社会問題にも真摯に向き合っており、2024年11月にはピアニストの藤田真央さんと共に能登半島地震の被災地復興支援コンサートを開催。

    義援金の寄付だけでなく、実際に現地を訪れて演奏するなど、被災した人々の心に寄り添う活動を続けています。

    演奏家として:世界中のステージへ

    もちろん、ヴァイオリニストとしての活動も精力的に行っています。

    2025年2月にはニューヨークでリサイタルを開催したほか、世界中の名門オーケストラとの共演が絶えません。

    近年はイギリスのONYXレーベルからリリースした20世紀のヴァイオリン・ソナタ集が話題となるなど、レコーディング活動にも意欲的です。

    五嶋みどりさんの最新コンサート情報【2025年-2026年】

    出典:YouTube
    レナード・バーンスタイン:プラトンの「シンポジオン」によるセレナーデ

    五嶋みどりさんの魂のこもった生演奏を、ぜひコンサートホールで体験してみてください!

    五嶋みどりさんの【2025年の公演】

    2025年6月には、前述のICEP活動報告コンサートが大阪と東京で開催されました。

    2025年9月から12月にかけての日本国内での新規公演は、現時点では公式に発表されていません。

    ただ、海外でのコンサートは開催されてるようですよ!

    五嶋みどりさんの【2026年の注目公演】

    ファン待望の日本公演が2026年に予定されています。

    • 公演名: ルツェルン・フェスティバル室内管弦楽団 共演コンサート
    • 内容: 盟友ダニエル・ドッズ率いる名門オーケストラと、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を披露します。
    • 日程・会場(一部):
      • 2026年3月(大阪・ザ・シンフォニーホール、高崎など)
    • チケット発売: 2025年9月下旬から順次発売予定。

    所沢ミューズには24年ぶりに出演するなど、各地で貴重な演奏会が予定されています。最新情報や詳細については、公式サイトをこまめにチェックすることをおすすめします!

    五嶋みどりさんの経歴・プロフィール:まとめ

    今回は、世界的ヴァイオリニスト五嶋みどりさんについて、その輝かしいキャリアからプライベート、そして情熱を注ぐ現在の活動まで、詳しく紹介しました。

    五嶋さんは単なる演奏家ではなく、音楽という普遍的な言語を用いて、教育や社会貢献といった分野で世界をより良い場所にするために行動し続ける、真のアーティストです。

    最後に、この記事のポイントをまとめます。

    • 五嶋みどりは「天才少女」としてデビューし、今なお世界のトップを走り続けるヴァイオリニスト。
    • 結婚や夫に関する情報は非公開を貫いているが、2014年に第一子を出産している。
    • 教育者として、南カリフォルニア大学、カーティス音楽院、ジュリアード音楽院という世界の名門校で教鞭をとる。
    • 社会貢献活動に極めて熱心で、NPO法人を通じて普段音楽に触れる機会の少ない人々に演奏を届けている。
    • 能登半島地震の復興支援に尽力するなど、音楽を通じて社会問題にも積極的に関わっている。
    • 2026年3月には大規模な日本公演が予定されており、今後の活動からも目が離せない。

    そのヴァイオリンの音色がこれからも世界中に希望の光を灯し続けることは間違いありません。五嶋みどりさんの今後の活躍に、ますます期待が高まりますね!

    最新記事一覧