今、音楽シーンで熱い注目を集めるジャズ・トランペット奏者、松井秀太郎さん。
1999年生まれという若さながら、国立音楽大学を首席で卒業した圧倒的な実力と、ジャンルを超えて心に響く表現力で、多くのファンを魅了しています。
HYDE、米津玄師、King Gnuといったトップアーティストのサポートを務めるなど、その活躍はとどまるところを知りません。
この記事では、そんな天才トランペッター・松井秀太郎さんの経歴や詳しいプロフィールはもちろん、彼を支えたご両親、そして知られざる「昔」の姿や最新のコンサート情報まで、その魅力に迫ります!
記事の後半では、コンサート情報も記載しているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね!
天才トランペッター・松井秀太郎とは?
出典:YouTube
松井秀太郎さんは、クラシックの確かな技術を基盤に持ちながら、ジャズの自由な精神を吹き込む唯一無二のスタイルで人気のトランペット奏者です。
9歳でトランペットと出会い、国立音楽大学附属高等学校ではクラシックを、大学ではジャズを専攻し、首席で卒業するという華々しい経歴の持ち主。
在学中からプロとして活動を始め、2023年にはデビューアルバム「STEPS OF THE BLUE」をリリースし、全国ツアーを成功させました。
その才能はジャズ界にとどまらず、J-POPの最前線でも発揮されています。
HYDEさんや米津玄師さん、King Gnuといった名だたるアーティストのライブやレコーディングに参加し、卓越した演奏により、大きな評価を獲得しました。
クラシックとジャズを自在に行き来し、常に新しい音楽表現を追求し続ける、まさに新時代の音楽家といえるでしょう!
松井秀太郎さんのプロフィール
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ジャズのスタンダード「枯葉」も素晴らしい!!
まずは松井秀太郎さんの基本的なプロフィールを表にまとめました。
項目 | 内容 |
名前 | 松井 秀太郎(まつい しゅうたろう) |
生年月日 | 1999年10月15日 |
年齢 | 25歳(2025年時点) |
出身地 | 東京都国立市 |
学歴 | 国立音楽大学 ジャズ専修(首席卒業・矢田部賞受賞) |
職業 | ジャズ・トランペット奏者、作曲家 |
所属事務所 | avex |
身長 | 非公開(165cm前後と推測) |
活動内容 | ・自身のリーダーライブ、ソロ活動・HYDE、米津玄師、King Gnuなどのアーティストサポート・小曽根真との共演・CM、劇伴音楽のレコーディング |
身長は公表されていませんが、メディア出演時の様子や写真などから、ファンの間では164cm〜165cm前後ではないかと言われています。
松井秀太郎さんの輝かしい経歴
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次に、松井秀太郎さんがどのようにして現在の地位を築き上げたのか、その経歴を詳しく見ていきましょう。
音楽との出会いからトランペットを始めるまで
松井さんの音楽人生は、幼少期に家にあったおもちゃのキーボードで遊んでいたことから始まります。
その姿を見たご両親が「音楽が好きなのかもしれない」と、本格的なキーボードを買い与えたそう。
そして、トランペットと出会ったのは小学校3年生の時。
学校の金管バンドクラブのオーディションで、知っている金管楽器がトランペットしかなく、「一番かっこよさそう」という理由で選んだのがきっかけでした。
それまでは一人で音楽と向き合うことが多かった松井さんですが、金管バンドで仲間と合奏する楽しさ、音楽について語り合う喜びに目覚めます。
自分の唇を震わせて音を出すトランペットが、まるで歌声のように表情豊かに演奏できることにも深く惹かれていったとのこと。
>>【スペシャル・インタビュー】松井秀太郎(Blue Note Tokyoより)
クラシックからジャズへの転向
中学時代は羽村第一中学校の吹奏楽部に所属し、オーケストラ曲に触れる中でクラシックトランペッターを志すようになった松井さん。
その後、国立音楽大学附属高等学校に進学し、本格的にクラシックを学び、ソリストとしての経験を積みました。
しかし、高校時代に大きな転機が。
ジャズの持つ即興性や自由な表現に魅了され、クラシックからジャズへの転向を決意。
高校卒業後は、国立音楽大学のジャズ専修へ進学します。大学では世界的ジャズピアニストの小曽根真さんや、日本を代表するトランペッターのエリック・ミヤシロさんらに師事し、その才能をさらに開花させていきました。
在学中から頭角を現し、名門ジャズオーケストラ「Newtide Jazz Orchestra」でリードトランペッターを務めたり、「ブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラ」に参加したりと、プロとしての活動をスタートさせています。
そして、大学を首席で卒業し、その功績を称えられ「矢田部賞」を受賞しました。
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プロとしての華々しい活躍
大学卒業後の活躍はまさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。
2023年7月には、待望のデビューアルバム「STEPS OF THE BLUE」をリリース。
このアルバムを引っ提げて全国ツアーを開催し、大成功を収めます。
さらに、2024年10月にはニューヨークでレコーディングを行ったセカンドアルバム「DANSE MACABRE」を発表。
クラシックの「死の舞踏」をテーマにしたこの意欲作は、彼の音楽性の深さと進化を見せつけ、大きな話題となりました。
自身の活動と並行して、ジャンルの垣根を越えたコラボレーションも積極的に行っています。前述の通り、HYDEさん、米津玄師さん、King Gnuといったトップアーティストのサポートメンバーとして、アリーナクラスのステージや国民的音楽番組にも多数出演。
松井さんの奏でる華やかで力強いトランペットの音色は、多くのJ-POPファンにも知られるようになりました。
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松井秀太郎さんの両親はどんな人?音楽一家?
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これほどの才能を持つ松井さんを育てたご両親は、一体どのような方なのでしょうか。
音楽一家に生まれたのでは?と想像する方も多いかもしれませんが、意外にもご両親は音楽の専門家ではないそうです。
しかし、ご両親の存在こそが、松井さんの音楽キャリアにおいて、非常に重要な役割を果たしてきたようです。
幼少期にキーボードを買い与えたエピソードからも分かるように、両親は音楽に詳しくなくても、息子の「好き」という気持ちを見抜き、その可能性を伸ばす環境を整えました。
さまざまなジャンルのCDを買い与え、多様な音楽に触れる機会を作ったのもご両親だったそうです。
また、松井さんが音楽系の高校への進学を希望した際には、彼自身の言葉で進学の意義を説明させ、その熱意を理解し、全力でサポートしました。
音楽の専門知識がないからこそ、松井さんの自主性を尊重し、自由に音楽を探求することを応援し続けたのかもしれませんね!
中学時代の不登校など、精神的に不安定な時期も、ただ静かに見守り、再び彼がトランペットを手に取るまで支え続けました。
松井秀太郎の「昔」は?不登校の経験も
輝かしい経歴を歩んできた松井さんですが、その裏には知られざる葛藤もありました。
中学3年生の受験期、音楽活動への迷いから不登校になった経験を公表しています。
また、当時はジェンダーに関する葛藤も抱えていたと明かしており、多感な時期にアイデンティティについて深く悩んでいたことがうかがえます。
しかし、その苦しい時期を乗り越え、松井さんは再びトランペットと向き合うことを決意。この経験が、音楽に人間的な深みや、聴く人の心に寄り添うような優しさを与えているのかもしれません。
松井秀太郎さんの最新コンサート情報
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松井秀太郎さんの魅力は、なんといってもライブパフォーマンスにあります。情熱的な演奏をぜひ生で体感してみたい方は、ぜひライブに足を運んでみてください!
近年も精力的にコンサート活動を行っており、2025年には自身の新しいバンドを率いて「Concert Hall Live Tour 2025」を開催。
1月のサントリーホール公演や3月の横須賀公演など、各地で大盛況となりました。
今後予定されている注目の公演はこちらです。
- 2025年9月21日: 富士山河口湖ピアノフェスティバル
- 2025年10月4日: サントリーホール ARKクラシックス2025「松井秀太郎スペシャルLIVE」
- 2025年11月9日: 宇都宮市文化会館でのライブ
これらはほんの一例であり、全国各地でのツアーやリーダーライブが続々と予定されています。最新の公演情報やチケットの詳細は、ぜひ公式サイトでご確認ください。
松井秀太郎さんの経歴・プロフィール:まとめ
今回は、ジャズ・トランペット界の若き才能、松井秀太郎さんについて、その経歴やプロフィール、ご両親、そして知られざる過去から最新のコンサート情報まで、幅広く紹介しました。
クラシックで培った確かな技術と、ジャズの魂を併せ持つ彼の音楽は、これからも多くの人々を魅了し続けるでしょう。最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 松井秀太郎は1999年生まれ、国立音楽大学を首席で卒業した実力派ジャズ・トランペット奏者。
- HYDEや米津玄師、King Gnuなどトップアーティストのサポートも務め、ジャンルレスに活躍している。
- 両親は音楽家ではないが、彼の才能を信じ、音楽に触れる環境を整え、精神的に支え続けた。
- 中学時代に不登校やジェンダーに関する葛藤を経験しており、その経験が音楽に深みを与えている。
- トランペットを始めたきっかけは、小学校の金管バンドで「一番かっこよさそう」と感じたから。
- 全国ツアーやリーダーライブを精力的に行っており、今後の活躍から目が離せない。
弱冠25歳にして、すでに唯一無二の存在感を放つ松井秀太郎さん。彼のトランペットがこれからどんな新しい景色を見せてくれるのか、期待は高まるばかりですね!