この記事では「ボイトレは意味がない?」「ボイトレはやめた方がいい?」。
こういったお悩みについて解説したいと思います。
この記事を読めば以下のことが解決できるはずです。
実際にボイトレを辞めてしまった人の体験談も紹介するので、そちらも参考にしてください。
この記事の前半では「ボイトレに意味がないと感じる理由」や「意味あるものにするための対策」を解説し、記事の後半では「おすすめの教材」や「セルフチェック・リスト」も紹介します。
ボイトレ、本当に意味がないの?
「ボイトレを頑張っているのに上達しない…」 そう感じている人も多いようです。
結論から言うと、「ボイトレには意味あります!」
しかし、「ボイトレを続けているのに効果を実感できず、辞めてしまった」なんて話、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
それはボイトレ自体に意味がないのではなく、もしかしたら「やり方の問題」 かもしれません。
この記事では、ボイトレが意味がないと感じる理由と、効果を出すための具体的な対策を解説します。
ボイトレは意味がないと感じる理由

まずは「ボイトレには意味ない」と感じてしまう理由から見てみましょう。
リサーチの結果、主な理由は以下の4つ。
1つずつ解説します。
ボイトレは意味がないと感じる理由① やり方が間違っている
自己流のボイトレでは逆効果になることも。
正しい発声や呼吸法を身につけないまま練習を続けても、喉を痛めたり、思うように声が出なくなることがあります。
YouTubeの動画やネット記事を参考にして練習している人は多いですが、それだけでは「自分に合ったトレーニング」になっていない可能性が高いです。
なので、プロの指導を受けたり、正しい方法を学ぶことも大切です。
良い先生に教わると、成長が実感しやすいですよ!
ボイトレは意味がないと感じる理由② 短期間で効果を求めすぎている
ボイトレは「筋トレ」と同じで、残念ながら即効性はありません・・・。
そのため1ヶ月や2ヶ月で劇的に変化するものではなく、地道な積み重ね が必要です。
有名な歌手や声優も、何年もかけてボイトレを続けていますよね?
せっかく始めたのに、短期間で諦めてしまうのはもったいないかなと。
最低でも3ヶ月~半年は継続してみることが重要です。
できれば1年くらいを目安にしてみましょう!
ボイトレは意味がないと感じる理由③ 練習の頻度や継続が足りない
週1回のボイトレだけでは正直に言って効果が出にくいと思います。
というのも、週に1回の練習では、体が発声の仕方を覚えにくいため、上達が遅くなるからです。
なので、毎日5分でもいいので発声練習や呼吸法を意識しながら練習すると、少しずつ改善されていきますよ!
「毎日少しずつでも続けること」が成功のカギです。
ガッツリとレッスンを受けるのも大切ですが、スキマ時間にできることをコツコツと積み重ねるのも大切。
ボイトレは意味がないと感じる理由④ 目的に合ったトレーニングをしていない
「とりあえず練習」では効果が出にくいのも事実。
例えば「高音を出したい」のに、呼吸法ばかり練習していても、思うような結果は出ませんよね。
なので、目的に合った練習方法を知ることが大切です。
自分が何を改善したいのかを明確にし、それに合った練習をしましょう。
曜日ごとの簡単なスケジュールを作るのもOK。
ボイトレは意味がない?:実際にやめた人の体験談
途中で辞めてしまった人はどのような理由で辞めてしまったのでしょうか。
いくつか体験談を引用して紹介します。
早々にやめてしまいました
ボイトレ・レッスンに通われていた方の体験談です。
「自分に合ってない」と感じ、早めに辞めたとのこと。
自分に合う教室を見つけるのも大切ですね。
仕事の都合で地方の都市へ引っ越して 新しい教室に通って見たのですが何か違う…と早々にやめてしまいました。 今ほかの教室を探している最中です。
引用:ヤフー知恵袋
先生が苦手で・・・辞めることにしました
レッスンに通うとなると、講師の先生との相性もポイントのようです。
この方は先生と相性が悪いことが原因だったとのこと。
ボイストレーニング教室に通っていますが、先生が苦手で、我慢が限界になってきたので辞めることにしました。
引用:ヤフー知恵袋
やる気がなくボイトレをやめた
本人のモチベーションが続かないケースもあるようです。
自分にとって「本当に必要かどうか」をじっくりと考えるのも重要かと。
この方は1度辞めたものの、また習おうか迷っているとのこと。
やる気がなくボイトレをやめた相談をしたんですが、最近アドバイスとか頂いた結果 やはり、歌が上達したいと思うのでボイトレに通おうか迷ってますが、自分は何のために通うのか?と 自分に疑問が出てきます。
引用:ヤフー知恵袋
ボイトレを「意味のあるもの」にするための対策【動画付き】
ここでは、ボイトレを意味のあるものにするためのコツを3つ紹介します。
参考になるYouTube動画も添付しますので、ぜひご視聴ください。
① 正しいトレーニング方法を学ぶ
まずは基礎を理解することが大切(何事もそうですが)
「地声・ミックス・裏声」など、ボイトレの基本を知ることで、より効果的な練習ができるからです。
正しい発声法を学ぶことで、喉に負担をかけずに声を出せるようになります。
一方で、自己流でやると本来のポテンシャルが引き出せないなんてことも・・・。
なので、自分に合ったボイトレ法を選びつつ、正しいトレーニング方法を学びましょう。
なんとな〜く、だと「なんとなくしか」できるようになりません(断言)。
出典:YouTube
② 指導者のアドバイスを受ける
①に関連しますが。
やはり、独学よりもプロの指導を受けると劇的に変わることが多いです。
なぜなら、プロのに習うことで、自分では気づかないクセを修正してもらえるから。
「専門家からのアドバイスで飛躍的に上達する」のはよく聴く話ですよね。
スポーツや芸術、勉強、あらゆることの上達には「優れたメンター」が欠かせません。
最近ではオンラインレッスンもあり、気軽にプロの指導を受けることもできます。
上達に伸び悩んでいる人は、一度でも良いので、プロに相談してみてはいかがでしょうか。
③ 継続することが成功のカギ
どんな習い事も同じですが、1度や2度のレッスンで成果が出るものではありません。
まずは、最低でも3ヶ月〜半年は続けてみましょう。
ボイトレは継続することで、初めて効果が実感できます。
というのも最初は変化が分からなくても、数ヶ月後には明らかな成長を感じる人が多いです。
せっかく始めたレッスンを途中でやめるのはもったいないですし。
何事も継続が大切!無理のない範囲で、コツコツと続けてみましょう。
出典:YouTube
おすすめのボイトレ本や教材
プロの指導が大事とはいえ「いきなりレッスンに通うのはハードルが高いな」。
と思う方も多いのではないでしょうか。
そこで以下では、おすすめのボイトレ教材を紹介します。
レッスンに通う前に、参考にするのもありです。
これで、歌がうまくなるコツがぜんぶわかる
わかりやすく3つのステップで解説。
単行本ながら、101のレッスンがあるのもありがたいです。
変化を感じやすい課題曲も魅力。
実践ボーカル力養成講座~世界基準の声量と歌唱力を身につける~
韓国のプロ・ボーカルスクールの代表をつとめる著者。
これまでの指導数はなんと1万を超えるとこのこと。
ボイトレの基礎的な知識から実践法まで網羅しています。
驚くほど声がよくなる! 歌が上手くなる! カリスマトレーナーりょんりょんのボイストレーニング(DVD付き)
カリスマトレーナーりょんりょんさんによるトレーニング本です。
ステージに立つ心構えまでフォローしてくれています。
よくあるボイトレの間違いチェックリスト(15項目)
最後に、ボイトレのチェックリストを15個にまとめました。
普段のレッスンやトレーニングの参考になるはずです。
全部の項目を1度に埋めるのは難しいので、ポイントを絞りながら意識して取り組んでみてください。
🎤 発声の間違い
☑1. 喉を締めたまま高音を出そうとしている
☑ 2. 声を無理に大きく出している(声量だけでカバーしようとしている)
☑ 3. 口の開け方が小さく、声がこもってしまう
☑ 4. 息の流れを意識せずに歌っている(息を止めたような発声になっている)
☑ 5. 共鳴を意識せず、のどだけで歌っている
💨 呼吸・腹式呼吸の間違い
☑ 6. 「腹式呼吸を意識しすぎて」お腹に力を入れすぎている
☑ 7. 息をしっかり吐かずに、浅い呼吸で歌っている
☑ 8. 吸う息が足りず、フレーズの途中で息が続かなくなる
☑ 9. 息を無理に強く吐きすぎて、声がかすれる
🎶 練習方法の間違い
☑ 10. 毎回フルパワーで歌い、喉を痛めている
☑ 11. ウォーミングアップをせずに、いきなり歌い始める
☑ 12. 週1回しか練習しておらず、日常的な発声トレーニングをしていない
☑ 13. 自分の声を録音して確認していない(客観的に分析していない)
☑ 14. 目的に合ったトレーニングを選ばず、なんとなく練習している
☑ 15. 正しい指導を受けずに、自己流でボイトレを続けている
✅ 使い方のポイント
3つ以上当てはまる → 改善すれば、もっと良くなる可能性大!
7つ以上当てはまる → 間違った練習が多いので、早めに見直しが必要!
10個以上当てはまる → ほぼ自己流になっているので、プロの指導を受けるのがおすすめ!
ボイトレは意味ない?やめた方が良い?:まとめ
今回は「ボイトレは意味ない?やめた方がいい?」というテーマで解説しました。
記事の内容をまとめると以下の通り。
ボイトレで大切なのは「練習方法」と「適切な指導」です。
ぜひこの記事を参考に、さらなるレベルアップにチャレンジしてみてくださいね!
「レッスンに通うお金が・・・」
と言う方は、ココナラで単発で習うのもありです。